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 1月はじめにナイジェリア代表に参加していたヴィクトル・ボニフェイスが、内転筋を負傷しその後に手術、4月までの長期離脱に陥ったことを受け、バイヤー・レバークーゼンはレアル・ベティスから、ボルハ・イグレシアスを獲得したことを土曜日に発表した。今シーズンいっぱいまでの期限付きで、レンタル料は100万ユーロ弱に留まる見通し。買い取りオプションは800万ユーロに設定されている模様。

 「彼はフィジカルが強く、キープ力とコンビネーションに長け、対人戦も恐れず、そして優れた得点嗅覚をもつ選手。今回の獲得により我々は、現在進んでいるこの道をうまく切り抜けていくための必要なオプションを手にできたと思っている」と、ジモン・ロルフェス競技部門取締役は今回の補強についての説明を行なっている。

 過去3シーズンではいずれも二桁得点を記録するなど、スペイン代表経験もあるストライカーはその得点力を証明し続けた実績をもち、また高さのあるセンターフォワードとしてはパトリック・シックしかいなかったため、しかもそのシックは負傷から1年ぶりに復帰したばかりということもあり、その代役としての期待値は決して小さなものではない。

 ただレアル・ベティスでは今季は定位置を失って、11試合に出場しノーゴール。そのため出場機会の増加を求めており、ブンデス首位に立つ、ドイツ杯でも優勝最有力候補で、ヨーロッパリーグでの舞台も控えた新天地でのデビューを心待ちにしていた。「スペインでもレバークーゼンは非常に話題になっており、とても印象的で、これは僕にとって素晴らしい挑戦だよ!」