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 短期間のうちにFCバルセロナは、2つのタイトル獲得争いからの脱落を味わうことになった。その1つはスーペルコパであり、レアル・マドリードを相手に4−1で敗戦。続くコパ・デル・レイ16強では3−1で勝利したものの3部ラマンカに先制点を奪われ、リーグ戦ベティス戦でも2失点ながら勝利。この悪い流れに選手たちは奮起をみせることなく、コパ・デル・レイ準々決勝ビルバオ戦でも4失点と脆弱性を露呈し敗退を喫したのだ。

 いくらこの試合ではヤマルら若手を積極登用していたとはいえ、それでも「集中力の欠如」「ミス」の多さは決して見逃すことなどできず、「我々はチャンピオンズリーグとラ・リーガの優勝をこれから目指す」とはいえ、リーグ戦では首位ジローナと勝ち点差8と厳しい。またCL王者としての風格があるとも言えないだろう。そもそもこのままの戦いを続けていけば、いくらシャビ監督であっても終焉の時への覚悟も認識しており、「その時に去るのは当然のこおと。ここばビッグクラブで、バルサなんだ。勝たなければ監督は去るのみだ」と決意表明した。「