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 先日水曜夜に開催された1.FCウニオン・ベルリン戦では、最終的に1−0で勝ち点3の確保に成功したバイエルン・ミュンヘンだが、しかしながらダヨ・ウパメカノが負傷。数週間の離脱に入ることが明らかとなったのを皮切りに、試合終盤にはコンラッド・ライマー、さらにはロスタイムにはジョシュア・キミヒも同様に負傷、これからしばらく離脱に入ることが明らかとなった。

 空中戦に臨んだ際に肩を痛めた28歳のドイツ代表について、トゥヘル監督は「まずは肩をしっかりと固定しなくてはならないんだ」と説明。これから「毎週」経過を見極めていくことを強調しており、具体的な離脱期間については「予想することが難しい」状況であるとも述べている。なお手術を受ける可能性はないとのこと。

 今季キミヒはこれまで中盤にて、リーグ戦18試合中14試合で先発出場しており、1得点3アシスト、キッカー採点平均3.21を記録。ただしライマーもまた大腿筋の負傷のため、「数週間」負傷離脱することが明らかとなっているため、トゥヘル監督としては右サイドバックの選択肢という点でも2人の離脱は頭の痛い問題となる。「ライマーはこれまで全試合で出場しているのだから、その穴の大きさもわかるだろう」

 バイエルンではCBキムと右SBマズラウイが代表参加のためしばらく離脱となっており、さらに右SBブナ・サールも十字靭帯断裂で長期離脱中。そもそも右SBについていえば昨夏にパヴァールとスタニシッチが移籍しており、今冬の補強課題だが「それでも週末の試合に間に合うわけじゃないさ」と指揮官。「アウグスブルク戦では対策として、バックラインのシステムの変更も?それはわからないね」と言葉を続けた。