ブンデス屈指のCBコンビの一角、リーンハルトが手術で長期離脱

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ブンデスリーガ第14節ヴォルフスブルク戦での勝利以降、SCフライブルクはフィリップ・リーンハルト不在での戦いを余儀なくされている。189cmのオーストリア代表DFはそれ以来、内転筋の問題に苦しんでおり、土曜日のウニオン戦で久々のベンチ入りこそ果たしたものの、木曜には一転して鼠蹊部の手術を金曜日に受けることが発表。「負荷をかけた時の安定感に問題があった。そこで痛みが増し、特定の検査でも痛みが確認されたため、クリスマス前から手術の可能性を検討していたよ。それでも保存療法を目指したが功を奏さなかったんだ」と、シュトライヒ監督は説明している。「離脱期間はおそらく、6週間かそれよりも少し短くなるかもしれないが、とにかく痛みから解放されるためまずは手術の成功が必要だ」
これまでブンデスリーガにおいてフライブルクでは、マティアス・ギンターと共にリーンハルトはリーグ屈指の安定感をチームにもたらしてきており、そのため最近状態が上がってきたマヌエル・グルデの存在やウニオン戦で3バックの一角に入ったシルディリアが好パフォーマンスをみせたとはいえ、その穴埋めとなれば不安は拭いされないだろう。フライブルクでは左SBクリスティアン・ギュンターも2月中の復帰を目指している状態である上に、堂安律はアジア杯参加のため不在。若手マックス・ローゼンフェルダーは膝蓋骨腱の問題、ケネス・シュミットは腹筋損傷でこちらも手術の可能性が指摘。そのため攻撃陣やボランチの契約を今冬の補強課題としていたが、さらに今回はリーンハルトの離脱でCBもテーマとなった。
ソユンチュの復帰?「もし彼が言ってくれるなら…」
そんな中で現在、候補として浮上しているのがかつてフライブルクで飛躍を遂げた、トルコ代表CBチャグラル・ソユンチュである。2018年にレスター・シティに移籍し、現在はアトレティコ・マドリードに所属する同選手について、シュトライヒ監督は「もしも彼が電話してきて、サラリーの5分の4か4分の3でも放棄する覚悟があるといってくれるのであれば、その時は我々は交渉の席につけるだろうがね」と否定的な見方を示しつつ、「しかしながらまったくもって可能性のない話なんてないさ」とも付け加えた。
シュトライヒ監督「たった500、非常に苛立つよ!
年明け最初の公式戦となったブンデスリーガ第17節、1.FCウニオン・ベルリン戦はSCフライブルクにとって、0-0での勝ち点1の確保のみに終始しており試合後、クリスティアン・シュトライヒ監督の表情からもその悔しさは色濃く見受けられた。会見の席で記者より、ブンデスリーガ史上7人目となる、単一クラブでの勝ち点500に到達したことを尋ねられた指揮官は、「今日で502になるはずだったのに、500しか到達していないんだ。非常に腹立たしいよ!」とコメント。ちなみにそれ以前に達成した監督たちの顔ぶれはウド・ラテック、オットー・レーハーゲル、ヘネス・ヴァイスヴァイラー、オットマー・ヒッツフェルトら名将がずらり。ただしシュトライヒ監督が手にした勝ち点のうち4については、代役を務めたラース・フォスラー氏によって獲得されたものだ。
グリフォ「2-0、3-0で勝てた試合」
いずれにしてもシュトライヒ監督が強調したかったことは、本来であれば勝たなくてはならなかった試合ということであり、守備を固めたウニオンを相手に得点チャンスらしいものは与えず、特にグリフォやサライのヘディングシュートは「決めなくてはいけないものだった」。そのグリフォも「明らかにパフォーマンス的に上回り、支配率も高く得点チャンスも多かった。2-0か3-0で勝たなくてはいけなかった」と吐露。そのほかにもレールが2度の好機を逸し、グレゴリッチュとグリフォとの連携ミスなど、「勝ち点25には到達したけど、勝ち点を失ったこの試合では満足などできない」ものなのだ。ただそれでもグリフォが付け加えたように先月にはマインツ戦やヴォルフスブルク戦での幸運な勝利もあり、フライブルクは上位6をうかがえる距離にはつけていることも確かで、そのことについてはシュトライヒ監督は選手たちを称賛しつつ「構造、抵抗力、防御、忍耐力、なにより正確さ」の強化も口にした。
レーヴ元代表監督「フライブルクは模範となるクラブ」
そんな中で1月16日にはSCフライブルクは創設120周年記念式典を新年会「Anstoß 2024」として開催。そこでオリヴァー・レキ取締役はクラブが地域に年間6億ユーロの価値をもたらしていると胸を張り、また元ドイツ代表ヨアヒム・レーヴ監督は「あらゆる面で模範となるクラブ」と称賛し、「若手選手の育成、経済的な成功、ファンの人気」などをその強みとして挙げ、「シュトライヒ監督は選手をよりよいものへと導いてくれる存在」とコメント。また現在のドイツ代表についても触れ、個々の選手の質は高いものの、チームとして機能していないと指摘しつつ、「選手たちが一人ひとりの個性を尊重し、チームとしてまとまる必要がある」との見方を示している。
