栃木から″世界″へ 青年海外協力隊が知事に意気込み語る
開発途上国を支援するJICA・国際協力機構の協力隊として、栃木県内から海外に派遣される隊員3人が18日、福田富一知事を訪れ活動について意気込みを語りました。
青年海外協力隊は、開発途上国の経済や社会の発展などを目的に、日本で培った知識や経験を生かして現地で活動するものです。
福田知事を訪れたのは、ガーナに派遣される小山市の芦澤和さんとパラグアイに派遣される塩谷町の斎藤ゆき乃さん、それにベナンに派遣される矢板市の具志梨紗さんの3人です。
協力隊の3人は、1月または2月からの2年間、教育や福祉の分野で支援を行う予定です。
このうち、ガーナに派遣される芦澤さんは27歳、IT企業で働いた経験などを生かし現地の高校でICTの教員としてプログラミングなどを教えるということです。
3人から意気込みや協力隊を志したきっかけなどを聞いた福田知事は「くれぐれも気をつけて、一回りも二回りも大きくなって戻ってきてください」と激励しました。