「楽しみ。英語が好きなんです」新潟からオランダへ羽ばたいた三戸舜介が見据える“飛躍への青写真”。「A代表を目ざすために決めた」【現地発】
「ゴール前での質のことです。そこは自分も課題にしています。『そこは、もっと伸びていくところだ』と言われました」
『フットボール・インターナショナル』誌は、三戸の長所として緩急まじえたドリブルとテクニックを挙げる一方、改善点としてフィニッシュワークとゴール前での判断を指摘している。そのことを伝えると、三戸は「はい。その理解で合っています」と答えた。
【PHOTO】右サイドから果敢に仕掛け、相手に脅威を与え続けたU-22日本代表の三戸舜介を特集!
斉藤光毅はスパルタサポーターにとって大のお気に入りの存在になっている。『ESPN』のレポーターが「三戸選手のプレースタイルはコウキに似ているのでは?」と尋ねた。
斉藤は2001年生まれで、三戸は2002年生まれ。彼らと同じ「パリ五輪世代」の選手たちが現在、日本代表の一員として千葉で合宿している。川粼颯太(京都)がサプライズ選出され、野澤大志ブランドン(FC東京)のビッグセーブが紙面を賑わせる。鈴木彩艶(STVV)、細谷真大(柏)もこの世代だ。久保建英はすでにA代表の中心選手のひとりとなっている。
「この海外移籍を決めたのはA代表を目ざすためでもある。今は『パリ世代』と言われていますけれど、A代表入りを目標にしています」
両サイドアタッカー陣は日本のストロングポイントだ。
「はい。左は三笘(薫/ブライトン)選手だったり、右だったら久保選手、伊東(純也/スタッド・ランス)選手だったり、すごいタレントがいます。今の自分の実力は、まだまだです。その人たちと争えるぐらい、ここでしっかり活躍して、さらにレベルアップしていきたいと思っています」
スパルタは1月2日から7日までスペイン南部のサン・ペドロ・デル・ピナタルでキャンプを張り、13日の対フォルトゥナ戦から始まるリーグ後半戦に備える。「もちろん、最初の試合から出たい。しっかりコミュニケーションを取って、早くチームの力になれるように頑張っていきたい」と三戸は力強く誓った。
取材・文●中田 徹
