12月19日（火）大竹まことゴールデンラジオ（文化放送）では、自民党の最大派閥安倍派が政治資金パーティを裏金作りに利用していた疑惑について東京地検特捜部による捜査が進んでいることについて、パーソナリティの大竹まことが『裏金を受け取りません。だったら派閥抜けます』ってなんで言えなかったのか」と怒りの声を挙げた。

番組では、東京新聞の『なぜ自民党にはこれほどのカネが必要なのか』という記事を紹介。

大竹は「安倍派の松野元官房長官が『お答えを差し控えさせていただく』って連発して、世論が『なんだよ、安倍派の松野さんは～』という流れになって、岸田さんも責任取る流れじゃなくなっているよね」と、岸田総理の今回の問題を派閥の責任にしようとしている姿勢を指摘。フリーライターの武田砂鉄氏も「安倍派と二階派が今特に取り上げられているが、そもそも派閥がどうだとか金額がどうだということが問題なのではない。自民党全体がズブズブやってきたということが重要で、岸田さんが本来責任を取らなければいけないのに、「この人は、この派閥は……」などと派閥の問題にして自身の責任を薄めるような動きをしている」。と警戒を呼び掛けた。

さらに大竹は「政党助成金があって、少佐研究滞在費があって、派閥からのキックバックがあって、各企業からの献金もあって、自民党党員からのお金もあって、ものすごいお金が集まってるなと驚いた。新人も含めて国会議員たるもの『これは記載しなくていいお金です』と言われたときに『受け取りません。だったら派閥抜けます』ってなんで言えなかったのか。何十年も前からこういう問題が続いていたってことだよね」と呆れた。