大波乱のドイツ杯:8強で今度はレバークーゼンとシュツットガルトが潰し合い

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前回優勝のRBライプツィヒ、最多優勝回数を誇るバイエルン・ミュンヘンが2回戦で姿を消し、そして16強ではボルシア・ドルトムントやアイントラハト・フランクフルトなど最近優勝を果たしていたクラブも揃って敗退。出揃った8強にブンデス1部勢はわずか3クラブ、あとは2部4クラブ、3部1クラブという異常事態となったが、日曜に行われた抽選結果では更なる波乱が引き起こされた。
その3クラブのうち現ブンデスリーガで首位争う、現時点での優勝候補上位の2クラブ、バイヤー・レヴァークーゼンとVfBシュツットガルトが、この準々決勝で対戦することが確定。また前述のバイエルン・ミュンヘンとアイントラハト・フランクフルトを立て続けに破るなど旋風を巻き起こしている、3部ザールブリュッケンは板倉滉所属のボルシア・メンヒェングラードバッハとの対戦となった。
つまりあとは2部同士の対決(ザンクトパウリvsデュッセルドルフ、ヘルタvsカイザースラウテルン)ということになり、準決勝では最多でもブンデス勢は2クラブ、そして2部も2クラブということになる。優勝を果たせば来季ヨーロッパリーグ出場が可能となるタイトル獲得にむけて、下部リーグのクラブによる決勝進出も現実味を帯びてきた格好だ。
なんといっても最注目はブンデス首位レバークーゼンと3位シュツットガルト。現在負傷離脱中の伊藤洋輝を含め、試合が開催される1月30・31日、2月6・7日は、両クラブともにアフリカカップ、アジアカップでボニフェイスやギラシといったトップストライカーなど主力が不在の可能性があるため、その対応という点でも注目されるところ。
シュツットガルト「選手は野獣のように戦った」
その抽選直前に行われた、結果的にその前哨戦にもなったシュツットガルトvsレバークーゼン戦は、フューリヒとヴィルツの撃ち合いで1−1の痛み分け。シュツットガルトのヘーネス監督は「後半直後の同点弾で気持ち的に難しい中でひっくり返されなかった」ことを評価。前半ではより加点してもおかしくはなかったが、それでも今季の飛躍を支えるギラシとウンダフのFWコンビへの批判も明確にさけ「かなりうまくいってるから」と胸を張る。「選手たちは野獣のように闘争心むきだしで戦っていたよ」
レヴァークーゼン「値千金の勝ち点1」
先制点を決めたフューリヒは「両チームとも満足できる結果」とし「後半にレバークーゼンが押してくるのはわかっていたし、トップクラブでプレーの質が非常に高い」と強調した。一方のレバークーゼンのホフマンは「バイエルンが敗れ、そしてシュツットガルトとの距離を保ったことから、今回の勝ち点1の確保の意味するところは大きい」とコメント。また公式戦無敗を22試合(19勝)に伸ばしたことも自信につながったはずだ。「強みのホーム戦で2勝して首位のまま年を越したいね」
シュツットガルト、1回戦の観客収入を放棄
一方でVfBシュツットガルトはドイツ杯初戦TSGバーリンゲン戦にて、敵地で4−0で勝利した観客収入約7万5000ユーロを放棄することを発表。このことについてヴェーレ代表は、「ブンデス4部相当のクラブがいかに苦心して、この試合に取り組んでいるかを目にしており、ロイトリンゲンで試合を行うというこの挑戦に、クラブ全体がどれだけの心と情熱を注いでいるかを感じた」ことが理由であると説明。「これに敬意を表したいんだ」とクラブ公式にて語った。
