掲載:THE FIRST TIMES

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■『パズドラ』モンスターを手掛けるイラストレーターのアバターデザインに「うれしい」とご満悦!

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スマートフォン向けパズルRPG『パズル&ドラゴンズ』(以下『パズドラ』)のイメージキャラクター・二宮和也が出演する新TVCM「VTuber 二宮和也」篇(15秒)が11月22日から全国で放送される。
新TVCM「VTuber二宮和也」篇は、3DCGの“VTuber”として登場した二宮が、デビュー記念の自己紹介を兼ねて『パズドラ』のゲーム実況を行うストーリー。最新鋭のモーションキャプチャ技術を駆使して生み出されたアバターとしての二宮が『パズドラ』のなかでも高難度の技として知られる「十字消し3つ」を見事に成功させ、「うじるぽ♪うじるぽ♪」と謎の言葉を発しながら歓喜の舞を披露する。

素顔はまったく映らないものの「中の人」としてすべての動きを担当している二宮。細かな動きやクセまで完全再現したアバターから伝わってくる生々しいほどの“らしさ”、そして『パズドラ』好きを公言する二宮の本気のプレイに注目だ。

■新CM「VTuber 二宮和也」のコンセプトと見どころ
幅広い世代のユーザーに愛されている『パズドラ』は、二宮が「パズドラ党」所属の政治家として出馬し国会デビューを果たすなど様々なシリーズのTVCMを展開してきたが、本作ではより若い世代へのアピールを濃くするため、“VTuber”としてデビューを飾るというユニークな演出を採用。

画面に登場するキャラクターがCGアニメーションでありながらも“リアルな二宮らしさ”を表現するため、『パズドラ』のプレイをはじめすべての動きは二宮本人に担当。頭からつま先、そして指先まで合計77個のマーカー(センサー)を装備する専用のキャプチャスーツを着込んだ二宮が35台のカメラに囲まれながら演技を行うという、最新鋭のモーションキャプチャ技術を用いて撮影を実施した。

“VTuber二宮和也”のキャラクターデザインは『パズドラ』に登場するモンスターも描いているイラストレーターのコザキユースケが手掛けており、「中の人」である二宮も「うれしい!」とご満悦。見た目こそかわいらしいアニメーションキャラクターだが、ちょっとした動作やクセまで二宮の動きを再現しており、まさに“生き写し”とも表現できるアバターとなっている。

CMのなかで二宮(のアバター)が挑戦している「十字消し3つ」は、二宮の高いスキルをもってしても容易ではない高難度の技であるうえ、CMに合わせて「限られた時間内でのクリア」という条件まで設けられたことから二宮は数え切れない回数のプレイに臨み、ついにOKテイクを獲得。早口のゲーム実況もその成功したプレイの映像に合わせた原稿を撮影現場で作成し、収録が行われた。
二宮本人の映像は1秒も映らないものの、アバターの見た目や動きだけでなく『パズドラ』のプレイからも溢れ出るような“二宮らしさ”が感じられるCMに仕上がっている。

■新CM「VTuber 二宮和也」篇ストーリー
『パズドラ』の世界観を表現した抽象空間に登場したのは、3DCG のアバターとなった二宮。“VTuber”としてデビューしたことをファンに向けて報告し、『パズドラ』でも難度の高い技として知られる「十字消し 3 つ」に挑戦することを宣言する。

大の『パズドラ』ファンであることをドヤ顔でアピールした二宮は、さっそく得意のゲーム実況をスタート。目にも留まらぬ俊敏なタッチペンさばきでカラフルなドロップを動かし、順調に十字を組んでいき二宮は、見事に「十字消し 3 つ」を成功させる。

満足げな素顔が思い浮かぶようなアクションで喜びを爆発させると、二宮は「うじるぽ♪うじるぽ♪」と不思議な言葉を発しながらダンスを披露する。

■撮影エピソード
◇『パズドラ』イメージキャラクター10年目の新シリーズもリラックスムードでスタート
『パズドラ』のイメージキャラクターに就任して10年目を迎え、これまでも数々のCMに出演してきた二宮は今作から新シリーズとしてスタートすること、そして“VTuber”として出演するというこれまでにない演出が採用されることにもプレッシャーを受けることなく、いつもと変わらないリラックスした表情でスタジオに登場。監督との事前打ち合わせでも談笑しながら『パズドラ』談義に花を咲かせる場面も。ラストシーンで「うじるぽ♪うじるぽ♪」と踊る場面があると聞いた二宮は「うじるぽ?」と不思議そうな表情を見せたが、監督から「印象的なキーワードとして考えた造語です」と説明を受けて納得し、笑顔で撮影のスタンバイに入った。

◇センサー調整作業を終え、いよいよ撮影開始。エア『パズドラ』で集中力を高める姿も
頭のてっぺんから足の先、そして手の指まで合計77個のマーカーを装備したキャプチャスーツを着込んで撮影現場に入った二宮は、自身を取り囲むように配置された35台ものカメラを興味深そうな表情で眺めていた。モーションキャプチャの精度を高めるためのキャリブレーション(センサー調整作業)が始まると、カメラの前に立って手を広げたり足首を回したり、時にはラジオ体操のような動きを繰り返しながら撮影の準備を行った。1時間ほど要したキャリブレーションが終了し、撮影本番のためのセットチェンジが始まると二宮はスイスイと指を動かしながら「『十字消し3つ』…できるかな~」と、エア『パズドラ』で集中力を高めていた。

◇高難度の技に加え“制限時間”がプレッシャーに。「失敗するシーンならすぐに撮れる(笑)」
台に置いたスマートフォンの前に立ち、いよいよ「十字消し3つ」への挑戦がスタート。難度の高い技であるにもかかわらず、CMに合わせて限られた時間内でクリアしなければならず、時間制限を突き付けられた二宮は「ムズいっすよね(笑)」と話しながらも、チャレンジングな撮影にどこか楽しそうな表情を見せていた。「失敗するシーンならすぐに撮れると思うけど(笑)」と周囲を笑わせながら、指を慣らすようにウォーミングアップを始めた二宮は、モニターのなかで『パズドラ』をプレイしている、自分のアバターに興味津々。モニターを眺めながら軽く体を動かし、自身と完全にシンクロしているアバターとの“共演”を楽しんでいた。

◇「十字消し2つ」まではスムーズに成功。立ちはだかる「3つ」の壁に二宮も苦悩
「十字消し3つ」に挑戦すべく、まずは「十字消し2つ」に挑んだ二宮。「まずは2つ組めればいいんですよね、やってみるしかないな!」とプレイを始めると華麗な指さばきを披露し、なんと3回目で成功させてしまう。さらに「いま(3つ)組めたかもしれないな…」と手応えを感じた様子。その後はスタンバイ中も手を休めることなく「これはもう練習するしかないな!」とひたすら『パズドラ』をプレイし続けた二宮だが、「十字消し3つ」のハードルは予想以上に高く撮影は難航。「なんでこんな難しいことさせられてるんだ~!」と苦悩する場面も見られた。

◇数え切れないチャレンジの末、見事「十字消し3つ」に成功。“やり切った男の顔”に
プレイヤーのスキルだけでなく、プレイを始める際の盤面(ドロップの配置)という“運”も成功の可否に影響することから「もう、数を撃つしかないな」と覚悟を決め、カメラの前で『パズドラ』をプレイし続ける二宮。そんななか、「これは…いい盤面きたかな?」とつぶやきながらスタートしたプレイでは二宮の直感とテクニックがさえ、見事「十字消し3つ」に成功。二宮が「やった~!」と感慨深げなガッツポーズを見せると、スタジオに拍手が湧き起こった。二宮は「やればできるじゃん!」と自身を称賛。「うじるぽ♪うじるぽ♪」と喜びのダンスを踊るシーンもスムーズに終え、“完全にやり切った男の顔”でスタジオを後にした。

■二宮和也 インタビュー
Q:初挑戦となる“VTuber”として『パズドラ』の新TVCMに出演した感想をお聞かせください。
二宮:フルCGの映画と変わらない設定といいますか、こんなにも細かくモーションキャプチャ(のマーカーを)つけることに感動してましたね。“VTuber”と呼ばれる方がどういった形で(撮影を)やられてるかわかってないんですけど…今回の(CM の)撮影は本当に映画のような作りだったので驚きました。

Q:スタジオに設置されたカメラは35台、二宮さんの体に装着されたマーカーは77個でした。
二宮:そうなんだ。35カメもあった…なるほど、いろんなところにね。(自分の動作と映像の)ラグがあったりすると動きもやりづらかったりイメージがつかみづらかったりするんですけど、指先までラグもなく、監督がおっしゃってる形をこの場でできる感じがしてよかったですね。

Q:二宮さんのアバターは『パズドラ』のキャラクターを手掛けたイラストレーターさんが担当するそうです。
二宮:そうなんだ! へぇ~…知らなかった! なんで言わないんですかね、先に(笑)。こんなテンション上がることを。終わったあとに言われるんですね(笑)。それじゃあもしかして…ボクもそうですけど、パズドラファンの人たちは、「あれ? もしかして?」感はあったかもしれないですね、このCMを観たときに。あぁそうなんだ、知らなかった。うれしい~!

Q:もし、今後もVTuberとして活動する機会があったら、どんなことをやってみたいですか?
二宮:普通のVTuberの場合、自分の身なりも気にすることないですし、そのキャラクターにもなれるというか、自分の軸とはまた違った別軸のキャラクターを演じることもできると思うので、ストレス発散じゃないけど、また違うスイッチが入っていて面白いって思うだろうな~。

Q:実際の二宮さんが出演せず、アバターだけがVTuberとして登場することについてどう思いますか?
二宮:(自分の姿が出ない作品は)めちゃくちゃありますからね~。映画でもずっとやってるし…。それこそ今回の(CM撮影)は時間かかってないですし…。そこまで「大変だったのに」みたいなことはないですね。もっと前の時代だったら(撮影の手順が)ややこしかったというか、もっと大変だったので、「こんなんでいいんだ?」みたいな感動がありましたね。日々進化してるんだってことを気づかせてもらいましたね。

Q:パズドラ歴が長いことでも知られる二宮さんですが、最近はどれくらいプレイしていますか?
二宮:「どれくらい」っていう概念がないんだよな~。でも暇だったらやってますね。意外と暇な時間が多いので…移動もそうですけど現場の待ち時間だったり、究極は『パズドラ』のCM(撮影)をしながらパズドラやってるんで(笑)。どれぐらいって言われても、ずっとやってるんで概念が難しいですよね。本当に生活の一部だし、仕事でもやってるし。もうそれこそYouTubeに上げたり、自分ができないときも、有名な配信の人たちを見て、キャラクターの紹介とか寸評を見たりするので。やるだけじゃなく見てても楽しいので、パズドラは“近くにいる存在”ですよね。

Q:高難度の“十字消し3つ”や早口実況にも挑戦しましたが、今後チャレンジしたいことを教えてください。
二宮:『パズドラ』っていろんなステージがあるんですけど、そのステージのなかで期間限定みたいな形の全ユーザーでランキングを競う“ランキングダンジョン”があるんですけど…ちょっとまだね『二宮杯』だけやってないんですよ。ガンホーさん気づいてないかもしれない(笑)。ちょっと『二宮杯』やりたいなって思ってます。ランキングダンジョンで期間限定だけ行える『二宮杯』をやりたいなっていう…全ユーザーの夢ですよね、自分の名前がついた冠(笑)。すぐとは言わず、本当にちゃんと皆さんと相談して決めながら、やれたら…挑戦してみたいなと思いますね。

『パズル&ドラゴンズ』OFFICIAL SITE
https://pad.gungho.jp/

二宮和也 OFFICIAL X(Twitter)
https://twitter.com/nino_honmono