韓国戦を控えるシンガポール代表の西ヶ谷隆之監督、「日本の遺伝子がある」
16日の午後8時(日本時間)からワールドカップ予選で韓国と対戦することになるシンガポール代表。
昨年行われた三菱電機カップ(東南アジアサッカー選手権)ではグループ3位と苦戦したものの、ワールドカップ予選ではグアムに勝利して二次に進んできた。
そのシンガポール代表を率いているのが日本人指揮官の西ヶ谷隆之監督。『STN Sports』などによれば、韓国戦を前に以下のように話していたという。
西ヶ谷隆之
「まずはお迎え頂きありがとうございます。とても光栄な場所だ。
我々にとっては非常に貴重な大会なので、最善を尽くしたいと思う。明日の試合に全力を注ぎたい。
先週はAFCチャンピオンズリーグでライオン・シティ・セーラーズが全北現代を2-0で撃破した。
あの試合が我々に素晴らしい自信を吹き込んでくれるのは間違いない。ただ、代表チームとクラブチームのレベルには少し違いがあると思う。
(日本代表は最近非常に力をつけているが、西ヶ谷監督も同じ遺伝子を持っている?)もちろん私も日本で育ってサッカーを学んだので、基本的な遺伝子は持っている。
しかし監督としてシンガポールの選手たちの傾向を把握して、その力を最大限に引き出すような戦術を好んでいるよ。
韓国は非常に高いレベルの舞台でプレーしている選手が多い。我々にとっては非常に厳しい試合になるだろう。
シンガポールは『ワンチーム』でプレーすることが最も重要だ。そして能力を100%発揮しなければいけない」
【関連記事】佐野海舟が日本代表初招集!岡山県出身のサッカー選手で「最強の5人」はこれ
シンガポールは今回のスケジュールで16日に韓国、21日にタイと対戦する予定だ。そして来年3月には中国との2連戦が待っている。