斬新ニンマリ顔で脱ヤリス!? マツダ新型「最小級コンパクトカー」発表! 独「マツダ2ハイブリッド」への反響は

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マツダらしくなった新型「マツダ2ハイブリッド」発表

 マツダのドイツ法人は2023年10月、マイナーチェンジした新型コンパクトカー「マツダ2ハイブリッド」を発表しました。SNSではどのような反響があったのでしょうか。

マツダ新型「マツダ2ハイブリッド」

 マツダ2は、日本国内では「デミオ」という名前で販売されていたコンパクトカーですが、2019年の4代目の一部改良以降、日本でも海外と同じ“マツダ2”の名称に統一されました。

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 このうちマツダ2ハイブリッドは、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」のハイブリッド車をベースとするOEM車です。日本では販売されておらず、欧州市場向けに展開されています。

 2021年に発表された当初はエンブレムをマツダに変えただけの簡易的なモデルでしたが、今回のマイナーチェンジでは、前後のデザインを変更しマツダ独自のデザインを取り入れています。

 ボディサイズは全長3940mm×全幅1745mm×全高1500mm、ホイールベースは2560mmで、欧州で展開されるマツダ車では最小級。

 エクステリアは、欧州のデザインスタジオがデザインしたという新たなバンパーとグリルを採用し、フロントフェイスの印象を一気に“マツダ車”のものに刷新。ボディ同色のリフトゲートガーニッシュを装備し、リアもヤリスとの差別化を行っています。

 インテリアは、新たに大型化されたディスプレイを搭載し、モダンな雰囲気を演出します。

 パワートレインは、最高出力92馬力を発揮する1.5リッター直列3気筒ガソリンエンジンと最高出力80馬力のモーターを組み合わせたハイブリットシステムを搭載。システム総合出力は116馬力で、0-100km/h加速は9.7秒、最高速度は175km/hです。

 先進安全装備は、運転支援システム「i-Activsense」に新機能を追加。これには、低速での快適性と安全性を向上させるプロアクティブ運転アシスタント(PDA)や、緊急時に車両を自動的に安全に停止させる緊急運転停止システム(EDSS)が含まれます。

 グレード展開は、ベースの「PRIME-LINE」から最上級の「HOMURA PLUS」まで5種類。価格は、PRIME-LINEが2万4990ユーロ(約391万円)から、HOMURA PLUSが3万2890ユーロ(約515万円)からです。2024年3月以降の納車が予定されています。

 このマツダ2ハイブリッドに対し、SNSでは「なかなかいいデザインになったなこれ」「コレならアリかなぁ」など、変更となったフロントフェイスを評価する声が複数ありました。

 しかし一方で「マツダ版のヤリスですね」「マツダのエンブレム付いたヤリスにしか見えない」と、ヤリスのイメージを払拭しきれていないとする意見も。

 また、「コンパクトとかスポーツ系もマツダブランドを維持してほしいな」など、トヨタのOEM車ではなく、マツダのオリジナル車を今後も開発し続けてほしいとする人もいました。