マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏【写真:Getty Images】

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旭川東高を指導した際の実演にMLB公式も注目

 日米通算4367安打を記録したイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が高校のグラウンドで行った打撃練習が、米国でも話題となっている。フリー打撃で校舎の窓ガラスを割るという衝撃的な飛距離に、SNS上は「まだプレーできる」「史上最高」との賛辞であふれた。

 イチロー氏は4、5日に北海道・旭川東高を訪れ野球部を指導した。フリー打撃では打球が右翼後方にある防球ネットを越え、校舎の屋上に放り込んだり、ガラスを割ってしまう場面も。MLB公式は「イチローが数学の授業の窓を426フィートのホームランで破壊した」との見出しで、驚きをもって伝えている。さらに「そしてイチローのリアクション。彼がやってしまったことで居残りさせられる子供のようだった」と、自身も驚いたかのようなイチロー氏の仕草にも注目している。

 この場面はあっという間に世界中に広がった。米ポッドキャストメディア「ジョムボーイ・メディア」は公式X(旧ツイッター)に「50歳のイチロー・スズキが窓を粉砕した」として紹介。米ファンからも驚きのコメントが殺到している。

「まだプレーできるんじゃないか」
「これは誰も驚かない、この男は史上最高の一人なんだから」
「レジェンドだ」
「まだもってる」
「史上最高!!!!」
「なんて男だ」
「野球の神だ」

 さらには「正直、ホワイトソックスで今からスタートできそう」「まだAAAでがっぽり稼げるかも」と、現役復帰を求める声も少なくなかった。

(THE ANSWER編集部)