アップル「MacBook Pro」からスペースブラックが約16年ぶりに登場
ブラックカラーのMacBook Proの発売は2007年以来約16年ぶりとなる。2007年モデルはプラスチック製で指紋がつきやすいことが難点だったが、今回のモデルは酸化皮膜を形成する特殊な表面加工を採用し、指紋の付着の大幅な削減を実現した。
M3、M3 Pro、M3 Maxは、より高速なGPUを搭載。リアルタイムでハードウェアのローカルメモリーの使用量を割り当てる「Dynamic Caching」という機能を備え、それぞれのタスクに必要な正確な量のメモリのみが使われるようになることで、プロ向けのアプリケーションやゲームを稼働した際のパフォーマンスが大幅に向上するほか、レンダリング機能の向上により画面の正確な陰影と反射の描画が可能となり、ゲーム利用時等のリアルな映像表現を実現するという。
M3搭載の14インチMacBook Proは、M1搭載の13インチMacBook Proと比較すると、最大60%高速に、M3 Pro搭載のMacBook Proは、M1 Pro搭載の16インチモデルよりも最大40%高速に、M3 Max搭載のMacBook Proは、M1 Max搭載の16インチMacBook Proよりもレンダリング速度が最大2.5倍高速になる。また、M3 Maxモデルは、2021年に販売を終了したIntelチップを搭載したMacBook Proモデルよりも最大11倍高速で、バッテリー駆動時間は11時間長く、最大22時間駆動可能。電源に接続している間もバッテリー駆動中も同じパフォーマンスを発揮する。このほか、1080pカメラを内蔵し没入感を演出する6スピーカーを搭載し、最新の「Liquid Retina XDR」ディスプレイは前世代よりも20%明るくなった。
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