物価上昇や光熱費高騰は悩ましいけれど、無理な節約はしたくない! そんなESSE読者の声をもとに、普段の暮らしや、やりくり術を見直しただけでゆとりが出た“お金に愛される人”を取材しました。がんばらずにできる方法で、強い家計をつくる秘訣が満載です。今回は整理収納アドバイザー・ライフオーガナイザーNさんの「クローゼット収納の見直し」編です。

被服費とネットショッピングを見直して年2万円カット

クローゼット収納を見直したら服のムダ買いが減り毎月の被服費予算を7600円から6000円に減らすことに成功。ネットショッピングの習慣もあらため、家計に余裕ができました。

【写真】クローゼットの収納力を増やすワザ

●服のもち方を見直して年間約2万円ダウン

ほとんど着ない服が多かったNさん。「セールだからと買うのをやめ、月6000円の予算を決めて年間で予算内に収めるように。クローゼット内をかける収納に変えて見やすくすると、自分にとっての適正量に気づけました」

●上着は色別に並べてかける収納を徹底

よく着る色やアイテムは、余分に買いがちだったそう。
「色別にかけて収納したら、なにをどれだけもっているかわかりやすくなり、必要以上に買わなくなりました」

●ボトムスハンガーを使ってつるして収納

クローゼットに丈の低いハンガーラックを設置し、スカートやパンツもすべてかけて収納。
「手もちの服が見やすく管理がシンプルに」

●さらにアプリの機能を活用して出先でも服を見える化

アプリ「MINUTE STYLE(ミニスタ)」の、撮影して登録した服を一覧化する機能を活用。
「買い物前に見ると冷静になれます」

●ルールを決めてネットショッピングも見直し

【衝動買いをやめて必要なものだけを購入】

“セール”や“ポイント”に釣られてネットでつい衝動買いをしたことも。
「ポイントが貯まるのは、お金を使ったから。絶対に必要なものだけ買うことにしました」

【ネットで買うのは日用品、ペット用品のみに】

ネットショップで購入するのは、水、ペット用品などに絞ることに。
「生活必需品や、ネットの方が安いものは、おトクな日を狙って購入しています」