物価上昇や光熱費高騰は悩ましいけれど、無理な節約はしたくない! そんなESSE読者の声をもとに、普段の暮らしや、やりくり術を見直しただけでゆとりが出た“お金に愛される人”を取材。今回は、シンプルで心地よい暮らし方を紹介したブログが人気の、中山あいこさんの「家計の見直し」のコツをご紹介します。

1:「宅配6割、スーパー4割」にして、食材ロスを減らす

家計管理をするならまずは食費から。「うっかり食材ロス」を防げば大幅な節約に。

●スタメン食材は宅配で確保

必ず使う食材だけをパルシステムで毎週届くように設定し、たりないものはスーパーを活用。

「毎週、注文する手間がなく、注文忘れもなくなりました。衝動買いや買いすぎも防げます」

●はやりのグラノーラも手づくりで簡単おしゃれ

昼食やおやつに大活躍のグラノーラは有機食材を使って手づくりで。「同じ品質のものを買うより安く仕上がり、好みの味にできます」

●皮まで食べて、体にも地球にも優しい

皮まで食べられる野菜はそのまま調理。

「食べ物は、体にいいものを心がけています。野菜は、多少高くても質のいいものを選び、ムダなく使いきります」

2:すっぴんOK肌でコスメ代カット

時短のため眉とリップにアートメイクを施し、基本はノーメイクでコスメ代をカット。「代わりにスキンケアには手間をかけます。肌の調子がいいと気持ちも上がりますから」

3:「お金を落とす」先を見直したら心が豊かになった

テーブルなどの家具は「広松木工」のもの。「好きな作家さんの作品や応援したいお店に気持ちをのせてお金を使えるのが豊かさだし、それができている今が幸せです」