5人組バンド・ジェニーハイと元BiSHのアイナ・ジ・エンドが16日、インテックス大阪にて開幕した「KOYABU SONIC 2023」に出演。パフォーマンス前に、小籔千豊とアイナが取材に応じた。

小籔千豊とアイナ・ジ・エンド

川谷絵音(ギター&プロデュース)、小籔千豊(ドラム)、くっきー!(ベース)、中嶋イッキュウ(ボーカル)、新垣隆(キーボード)によるジェニーハイ。ゲストとしてアイナ・ジ・エンドも登場し、コラボ曲「不便な可愛げ」を披露した。

アイナは、出演前にフェスを楽しんでいたそうで、「ペリー・キー(ロバートの秋山竜次扮する“6000年に1人のアジアスター”)さんのファンになっちゃいました! 純粋に楽しませていただいているので、今から本番とか信じられないです」と話していた。

初めてコヤソニに参戦したアイナは、同フェスについて「小籔さんが魅力」と言い、「3月下旬におでこを30針くらい縫うケガをしたんですけど、そのときに事務所にすごい大きいフルーツとか送ってくださって、めちゃくちゃうれしくて。1粒すごい高そうで甘いイチゴだったのに一気に食べちゃって。お世話になっている大先輩で、人間として尊敬しているので、楽しみだし学びに来ました」と小籔をリスペクト。

また、本気でバンドに挑んでいる小籔について、「めちゃくちゃかっこいい。一番思ったのは、すごく真面目な方なんだなと。お話させていただいているときとか、“リアルすべらない話”を目の前でしてくださっているんですけど、リハとかに入ると話している顔とは違う、真面目に一生懸命練習している小籔さんを目の当たりにして、本当に音楽に向き合ってやるエネルギーを持っている人だからお笑いもあんなに面白いんだと。そういうところも尊敬しています」と語った。

小籔は「憑依度合いでいったら僕の100倍憑依しています。ご飯とか行っても『あ〜おいしいです〜』って。ライブになると、一番差がありますね。憑依系の女優さんいると思いますけど、歌い手さんではアイナさんが一番かなと思います。歌う憑依ガールに『憑依されている』って言われて気恥ずかしいです」と照れていた。

「KOYABU SONIC」は小籔千豊が主宰する“音楽と笑いの融合”をテーマにしたフェスティバルで、コロナウイルス感染拡大の影響で2020年より中止していたが今年4年ぶりに開催(9月16日〜18日、インテックス大阪)。主宰者である小籔がアーティストのラインナップ・会場レイアウトから、コヤソニならではのコラボ企画まで完全にプロデュースしている。