バスケ日本に「恋に落ちたよ」 今夜激突の221cm男、W杯で受けた印象は「ハードにプレーし…」
今夜五輪切符をかけてカーボベルデと対戦
バスケットボールのワールドカップ(W杯)日本・フィリピン・インドネシア共催大会は2日、世界ランク36位の日本が順位決定リーグ(L)で同64位のカーボベルデと対戦する。勝てば48年ぶりの自力での五輪出場が決まる一戦。相手の中心選手は身長221センチの超大型センター、エディ・タバレスだ。31日のフィンランド戦後、日本代表の印象について「印象深いね。恋に落ちたよ」と語っている。
カーボベルデはW杯初出場。アフリカ北西沖に位置する島国で、今大会の1次ラウンドで格上ベネズエラに81-75で勝利するなど侮れない相手だ。身長221センチを誇るタバレスは、過去にはNBAのホークス、キャバリアーズなどに在籍した経験がある。今大会は4試合に出場してリバウンドは合計48、平均12.0。いずれも日本の躍進を支えるジョシュ・ホーキンソンの合計47、平均11.8を上回るトップの数字となっている。
スポーツチャンネル「DAZN」は公式YouTubeチャンネルにて、フィンランド戦に77-100で敗れた試合後にタバレスが語ったインタビュー動画を公開。連戦となった試合について「どんな時も優位に立てるように頑張っているけれど、この状況で試合をするのはタフだ。なので難しい試合だったけれど、全力を尽くしたよ」と振り返っている。
日本の印象については「ああ、印象深いね。試合を見て恋に落ちたよ」と称賛。「ハードにプレーし、フィジカルもある。バスケを楽しんでいる。ホームの相手と戦うのだから楽しみだ」と語った。沖縄での一戦。「観客が大勢来るだろうし、その前でプレーするのはいつだって光栄」と話した。
カーボベルデにとって歴史的なW杯初出場。「とても意味があるんだ。この機会を活かし、全力を尽くして楽しまないと。この試合は五輪予選も兼ねている。勝利に全力を尽くすよ」と31歳は誓う。トロヴォアダHCも試合前日会見で「もちろん、日本は良いチームだ。目的を達成するために、勝利するために全力を尽くす」と語っていた。
(THE ANSWER編集部)