エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

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負傷降板など、7月以降疲労の色が見える大谷

 エンゼルス大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地・アストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する。前日10日(同11日)は休養日だったが、気になるのは大谷の疲労。試合前にはペリー・ミナシアンGMが取材に応じ、「彼の状態の観察について、我々は一貫していると思う。コミュニケーションをした上で行っている」と、変わらない信頼を口にした。

 7月以降、マウンドに上がった際には、負傷による降板が相次いでいる。史上初の2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した9日(同10日)の試合後には「疲労はみんなピークぐらいじゃないかなと思うので。連戦の最後でもありますし、また明日休みを挟んでどんな感じになるのかな。休みが必要なら休むことも仕事として大事になるかと思います」と、疲れについて言及した。

 前日10日(同11日)は、雨で中止となった7月26日(同27日)以来15日ぶりの休養日。この日からは同地区のアストロズ、レンジャーズと、負けられないカードに臨む。

 ミナシアンGMは、「彼と話をしている。彼は何をする必要があるのか理解している。ショウはプレーすることが大好きな選手。言い訳はしないし、フィールドに出れば彼はプレーするだけだ。我々はこれまで通りにやっていく。それは(お互いに考えを)日常的に伝えていくことだ」と、本人の意見を踏まえたうえで起用していくと語った。(Full-Count編集部)