KDDIは7月18日、ケーブルテレビ用セットトップボックス「ケーブルプラスSTB-2 mini」を発表した。各地域の提携ケーブルテレビ各社を通じて、12月以降に順次提供する。

ケーブルプラスSTB-2 mini

4K放送対応のWチューナーを搭載しながら、従来機種「ケーブルテレビSTB-2」よりも小型化した製品。設置場所を選ばないサイズに加え、シニアも含めた幅広いユーザー層を想定したシンプルな操作性も特徴で、エントリーモデルの位置付け。従来のケーブルテレビSTB-2も提供を継続し、ケーブルテレビ各社の判断で柔軟に選択・提供できる。

筐体とリモコンに再生プラスチック素材を採用し、環境負荷を軽減した。機能面では、リモコンに「かんたんテレビ電話」の専用ボタンを設け、セットトップボックス同士またはスマートフォンとの間で簡単に通話できる仕様とし、離れて暮らす家族とのコミュニケーション機能を強化した。また、ケーブルテレビ会社による設置工事時に、あらかじめUSBメモリに保存した設定内容を読み込ませて初期設定にかかる時間を短縮できる。

提供開始に先がけて、7月20日・21日に東京国際フォーラムで開催される「ケーブル技術ショー2023」のKDDIブースで本製品が公開される。