34号も空砲の大谷翔平へ「明日朝、トレードを要求すべき」 悪夢の逆転負けエ軍に米記者は辛辣
アストロズ戦で34号も空砲に
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地アストロズ戦で34号ソロを放った。2点を追う9回に2戦連発となる豪快弾。早くも昨季の本塁打数に並び、本塁打王争いでもトップを独走中だが、チームはまさかの逆転負け。米記者からは「明日朝、ショウヘイ・オオタニはトレードを要求すべきだ」と辛辣な意見が寄せられた。
前日のサヨナラ劇の再現とはならなかった。エンゼルスは7-3とリードした8回、守護神エステベスをマウンドへ。しかしマコーミックに2ランを浴びて2点差に詰め寄られると、9回にはバリアが登板。1点を失いながらも2死までこぎつけたが、ブレグマンに左翼席へ逆転2ランを浴びてしまった。バリアは続くタッカーにも被弾して4失点。大谷がその裏豪快な一発を放つも、追いつけなかった。
延長戦にもつれ込んだ前日は13-12でサヨナラ勝ち。この試合と同じく大谷が9回に33号ソロを放ち、3点差を追いついての劇的勝利だった。2日連続の奇跡とはならず、大谷の34号は空砲に。投手陣がリードを守れない展開に、米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」などで活動するジャレッド・カラビス記者はツイッターで「明日朝、ショウヘイ・オオタニはトレードを要求すべきだ」と厳しい意見を記した。
米ファンからは「ヤンキースなら移動距離が少なくて済む」「アストロズに行って、チームと一緒にヒューストンに戻ってこればよい」「楽しいけれど彼とトラウトだけではチームは機能しない」「ブレーブスに」「その通り」「彼は2017年12月9日にトレードを要求すべきだった」「マイアミ・マーリンズへ」「ブレーブスは8回から電話をかけているよ」「彼を責めるな」「レッドソックスに。相棒のマサと一緒にやれるよ」「良識のあるエンゼルスファンならみんな完全に同意している」などとカラビス記者に同意する声や、贔屓のチームに加入を望む声が書き込まれていた。
今季終了後にフリーエージェントとなる大谷。トレード期限が近付く中で去就が注目される状況にある。プレーオフ進出を目指すエンゼルスだが、手痛い悪夢の敗戦となった。
(THE ANSWER編集部)