選手のサラリー操作で、ユベントスのアニェッリ元会長に更なる処分

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確かにユベントス・トリノはフィアット創業者ジョバンニの子孫であり、トリノで影響力を持つアニェッリ一族で、2017年から2021年まで欧州クラブ協会(ECA)の会長も務めたアンドレア・アニェッリ氏の下、チャンピオンズリーグの頂点に立つなど一時代を迎えることになった。そのあたりについては感謝しなくてはならないかもしれないが、しかしながらその一方で他クラブとの取引を通じ、より高い移籍収入をバランスシートに計上できるようにするため、彼の指揮下で何年にも渡り選手の市場価値を操作したことが明らかとなり、アニェッリ氏は2年間の追放処分を受けた上、さらにユベントスでは勝ち点10を剥奪。来季のチャンピオンズリーグ出場権を失っている。
一方のアニェッリ氏はこの処分を不服とし現在は裁判所において法的手段を講じているところなのだが、そんななかで今度はイタリアサッカー連盟(FIGC)のスポーツ裁判所から、さらに16カ月の追放処分を受けるだけでなく、6万ユーロの罰金の支払いも命じられたことが同連盟より発表された。これはコロナ禍に見舞われた2020年春、連帯の証として選手たちと4カ月間の年俸免除を交渉し、この免除を自らの貸借対照表にも計上していたものの、実はこれを後日支払うという密約が選手たちと交わされていたためであり、このことについてすでにユベントスは連盟と合意。検察との交渉では71万8000ユーロの支払いを命じられている。
