ヴラホヴィッチ狙うチェルシー、ユーヴェから逆オファー? 約39億円+ルカクを提案か

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 チェルシーからセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチに向けて関心が寄せられていることを受け、ユヴェントスが逆オファーを提案しているようだ。9日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じている。

 今夏の移籍市場ですでにフランス代表FWクリストファー・エンクンクとセネガル代表FWニコラス・ジャクソンを獲得しているチェルシーだが、マウリシオ・ポチェッティーノ監督は依然としてストライカーの補強を望んでいると見られており、ヴラホヴィッチはその候補に挙げられていることが明らかになっている。

 そんなヴラホヴィッチ獲得に向け、チェルシーは初回のオファーとして6000万ユーロ(約94億円)を提示したようだが、9000万ユーロ(約140億円)程度を望んでいるユヴェントスとしてはこれを拒否したという。

 しかし、不正会計問題の影響からヴラホヴィッチの売却を検討しているユヴェントスとしては評価額に差があることから、ベルギー代表FWロメル・ルカクを譲渡した場合には2500万ユーロ(約39億円)の移籍金でヴラホヴィッチの売却を受け入れる逆オファーを提案したことが伝えられている。

 なお、ルカクとしては昨季レンタル移籍していたインテルへの残留を望んでいる一方で、同クラブとチェルシーのクラブ間交渉が難航していることも明らかになっている。これに伴い、『コリエレ・デロ・スポルト』は同選手がユヴェントス移籍に前向きになっていることも報じているが、果たしてこの逆オファーにチェルシーは応じるのだろうか。