キリンビール、自社プロジェクトからの「製造計画作成アプリ」の運用開始
商品の安定供給と従業員の時間創出を目指す「MJ(未来の需給をつくる)プロジェクト」を昨年10月に始動したキリンビールは、企業におけるデータ活用への取り組みを促進するブレインパッドと共同開発した資材管理業務アプリを既に運用している(ニュースリリース)が、7月から新たに「製造計画作成アプリ」が加わる。従来、担当者は工場での製造要件や倉庫保管能力などの製造や物流での制約条件情報を収集したうえで、直近の在庫受払実績をチェック。需要予測を立て、製造日やSKU(Stock-Keeping Unit)別に製造数を算出し、これをExcelに転記してメールで各工場に送付する。工場では、製造計画システムに手入力するという複雑な工程を踏んでいた。