トヨタが新型「C-HR」世界初公開! 7年ぶり全面刷新で「斬新デザイン」採用!2代目は「純ガソリン車」廃止で電動専用モデルに、欧州発表

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新型「C-HR」世界初公開!

 トヨタの欧州部門は2023年6月26日、新型「C-HR」を世界初公開しました。
 
 2016年に登場した初代C-HRが約7年ぶりにフルモデルチェンジすることになりますが、どのような進化が見られるのでしょうか。

世界初公開された2代目となる新型「C-HR」

 7年ぶりにフルモデルチェンジして登場した新型C-HRでは、そのクーペのようなフォルムをさらにシャープに表現。フロントフェイスは、新型「プリウス」にも採用されている、トヨタSUVの新デザイン「ハンマーヘッド」をモチーフにしたデザインとしています。

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 また、トヨタ初となる「フラッシュドアハンドル」を採用。デザイン的な存在感を高めました。

 ダイナミックで凝縮感のある外観は、短いオーバーハングと最大20インチの大径ホイールによってさらに強調されている。

 ブラックのルーフをリアバンパーとリアスリークォーターまで伸ばした、新しいスタイルの2トーンカラーも用意されます。

 この外観デザインは見た目の美しさだけでなく、空力効率も考慮しており、細部にわたって車両や車両周囲の空気の流れを最適化するデザインが施されました。

 新型C-HRの内装は、初代モデルよりもプレミアムで洗練されたインテリアを採用。操作系をドライバーズゾーンに集約し、水平基調のインストルメントパネル配置と「翼」をデザインテーマとすることで、乗員に包み込まれるような感覚を与え、快適性を高めています。

 また、ドライバーがクルマに近づくと、バックドアの新型トヨタC-HRライトシグネチャーの点灯を含む、エクステリアライトの明るさが増す演出も採用。

 シートポジションやデジタルメーターディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、マルチメディアスクリーンは、ドライバーの好みの設定が自動的に適用されます。

 メーターは、最新の12.3インチフルデジタルコンビメーターが新たに採用され、シャープなグラフィックで見やすい表示としています。

 新型C-HRにはデジタルキーシステムが搭載され、ユーザーは携帯電話を持っているだけで車両にアクセスし、始動することも可能となりました。

 新型C-HRのパワートレインは、1.8リッターハイブリッドと2リッターハイブリッドに加え、2リッタープラグインハイブリッド車(PHEV)を設定。2リッターハイブリッドには、インテリジェント全輪駆動(AWD-i)のオプションも用意されます。

 欧州で販売される新型C-HRは、最上級の装備とスタイリングを備えたふたつの特別仕様車をラインナップ。なかでも「GRスポーツ プレミアエディション」は、Gメッシュパターンのグリルや新デザインの20インチアルミホイールなどを装備し、スポーティさを強調しました。

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 今回、欧州市場向けに発表された新型C-HRですが、同市場では2023年6月26日からオンライン予約が開始されます。