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 ここ数週間にわたって続けられたパリ・サンジェルマンとユリアン・ナーゲルスマン監督との交渉は、ここのところはより具体的になってきているように思われたのだが、しかしながら金曜夜に仏紙レ・キップが報じたように、どうやらすでに協議は打ち切られたようでナーゲルスマン監督が就任することはないようだ。

 3月末にバイエルンから解任された35歳の指揮官は、これまでチェルシーFCやトッテナム・ホットスパーなどプレミアとの関係が取り沙汰されてきたものの、最終的に合意することなく今回パリとも同様の結果に終わったことから、2025年までバイエルンとの契約を残す同氏の新天地模索は引き続き継続されることになる。

 これは当然ながらバイエルンにとっては財政的には決して喜ばしい話ではなく、そしてパリ・サンジェルマン側にとっては競技面という点にておいて良い結果であるとはいえない。まだナーゲルスマン監督はじっくりと模索することができるが、パリ側にとってはそんな悠長なことなどいってはいられない状況なのだ。

 キリアン・エムバペ問題にも並行して対処しなくてはならないパリ・サンジェルマンでは、すでにプランBについても検討がなされているようで、まだ特に名前は明白ではないがどうやらルイス・エンリケ監督や、かつてパリでプレーしたチアゴ・モッタ監督(ボローニャ)、そしてレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督が浮上。前者は後に他界したミハイロヴィッチ氏の後任としてボローニャを受け継ぎ9位でフィニッシュ。ステップアップを目指してもおかしくはない状況で、今月末には見出すことができるかもしれない。

 ちなみに1年前にもパリ・サンジェルマンでは、シーズン終了から1ヶ月が経過した7月に解任が発表されており、その後にクリストフ・ガルティエ監督がまだ発表されていないにもかかわらず、練習を指揮していたという前例がある。