ドイツ代表フリック監督、ズーレ招集見送りで、更なる奮起を促す

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3月の代表戦期間につづき、6月の代表戦期間においても再び、ドイツ代表からの招集がみおくられてしまった、ニクラス・ズーレ。その理由についてドイツ代表ハンジ・フリック監督は、フランクふルター・アルゲマイネ紙に対して、ズーレには更なる飛躍を求めている考えを明らかにしている。「彼はまだ多くのことを学んでいるところだと思うんだ。もっと姿勢やメンタリティという部分で一歩前進してほしいと思っているよ」
かつて自身がバイエルンの指揮官を務めていたころに指導したフリック監督は、27歳のズーレにまだまだ伸び代を感じており、「私の見立てではニキはトップセンターバックの1人になれる逸材だ。彼はもつそのポテンシャルは非常に大きなものがある」と強調。ただ気掛かりな点としてブンデスリーガでは、ディフェンダーにとってはそこまで限界を求められることが多くなく、ときに8割が程度の力で済んでしまうと危惧。
今冬に開催されたカタール・ワールドカップでは、グループリーグ3試合すべてに出場するも、そこまで納得させられるようなパフォーマンスはみせられなかったようで、「9割がたは満足していた。でも不足分の10%がまさに重要なポイント。これは彼だけではなく全ての代表選手にいえることで、自分のもつ能力を最大限に引き出すという野心をもつべきなんだ。」と言葉を続けた。
ちなみに今回の代表戦に向けてはは、マティアス・ギンター、ティロ・ケーラー、アントニオ・リュディガー、ニコ・シュロッターベック、そしてマリック・ティアウらがセンターバック陣を形成。3バックで「守備をコンパクトにしつつ、アウトサイドの選手による攻撃力の高さをもって相手にプレッシャーをかけていく」狙いであり、「非常にいいメンバーを取り揃えていると思うよ」と胸をはっている。
ルーネルト取締役「ウニオンが代表入りするスペースがない」
その一方で今季にチャンピオンズリーグ出場権獲得を果たすなど、ブンデスリーガにおいて旋風を巻き起こした1.FCウニオン・ベルリンからは、ドイツA代表はおろかU21代表にも1人も選出されていない状況に、オリヴァー・ルーネルト競技部門取締役は「ウニオンのための居場所がないようだね」と、シュポルト・ビルトに対してコメント。
特に「この2年は本当に素晴らしいレベルでプレーしている」ラニ・ケディラの名前を挙げており、今季33試合に出場して2得点、キッカー採点平均3.36をマークするなど、視野の広さとメンタリティに優れ、スピードには若干難があるもフィジカルとクレバーさに長けた29歳のボランチが「最低でもアピールするだけの機会しかないなんて」と首を傾げた。
ただしフリック監督は以前に、今冬のワールドカップのメンバー選出の際にラニ・ケディラが惜しいところにいたことは、3月に行われたキッカーとのインタビューにて認めており、ただそれでも今回は中盤の守備的選手としてエムレ・ジャン、レオン・ゴレツカ、ジョシュア・キミヒらが優先的に選出されているところ。
