スカイツリー・アーバンパークに続き「いちご王国ライン」誕生 東武が新たな路線愛称
1年間限定です。
初日は「東武宇都宮線フリー乗車券」を配布
東武20400型電車(2018年7月、伊藤真悟撮影)。
東武鉄道は2023年6月10日(土)より、同社の宇都宮線の愛称を1年間「いちご王国」ラインとします。これは6月15日(木)に、栃木県が誕生して150年を迎えることを記念し名付けられるものです。
期間中は、東武宇都宮線各駅の駅名看板が「いちご王国」仕様に変更されます。また、車内外にいちごの装飾をまとった列車を運行し、栃木県がいちご収穫量日本一であることをPR。ラッピング車両は20400型電車1編成で、「ベリーハッピートレイン」と称します。車内のつり革も、いちごをかたどったものになります。
なお初日である6月10日限定で、東武宇都宮線全線(栃木〜東武宇都宮間:東武日光線の栃木〜新栃木間を含む)が乗り降り自由となる「東武宇都宮線フリー乗車券」を配布。フリー区間内の各駅改札口などで先着順に、大人用6万枚、子ども用4万枚が配布されます。また午前9時からは東武宇都宮駅で、出発式が行われます。
路線愛称について東武鉄道は、「栃木県はいちごの生産量が半世紀以上に渡って日本一であり、多彩なオリジナル品種が数多く開発されている『いちご王国』です。栃木県誕生150(いち・ご・おう)年を記念し、『いちご王国・栃木』を盛り上げるとともに、栃木県が『いちご王国』であることをより多くの方に強く印象づけるために『いちご王国』ラインとしました」としています。