東関東道の「地下化」準備&圏央道の延伸 通行止め工事で一気に進める! 背景に成田の滑走路延伸
滑走路が当たっちゃうんです。
圏央道では橋架設、東関東道では橋撤去?
NEXCO東日本は2023年5月19日、東関東道の成田JCT〜大栄IC、圏央道の下総IC〜大栄JCTについて、6月と7月に夜間通行止めをすると発表しました。
実施日は6月26日(月)と7月18日(火)で、それぞれ21時から翌5時までの予定。なお、期間中も成田JCTで接続する新空港道と東関東道の行き来は可能です。
成田空港B滑走路(右奥)と東関東道。滑走路の延伸にともない東関東道は今後、一部地下化される(画像:Google)。
今回の夜間通行止めは、東関東道の既存跨道橋の撤去や、東関東道を跨ぐ圏央道大栄JCTの橋梁仮設を並行して行うためです。
成田空港B滑走路の延伸にともない、東関東道との交差部は今後、東関東道側が地下化されます。それに先立ち本線を一部迂回させるため、その支障となる跨道橋2本を撤去するということです。
一方、圏央道の大栄JCTでは、圏央道の延伸事業の進捗にともない、東関東道をまたぐ橋梁が架設されます。作業は東関東道上で行うため通行止めが必要だそうです。
いずれも、交通量が少ない平日の夜間に通行止めを行うといいます。NEXCO東日本は工事について「ご理解とご協力をお願いします」としています。