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東急電鉄の「ゆるキャラ」として人気のマスコットキャラクター「のるるん」。実は仲間に「とっPくん」という、自動車の形をしたキャラクターがいます。どんなキャラなのでしょうか。

駐車場に"出没"のゆるキャラ

 東急電鉄の「ゆるキャラ」として人気のマスコットキャラクター「のるるん」。1日のべ300万人を輸送し、首都圏の大動脈を担う大手私鉄のキャラにしては「あまりのユルさ」で、Twitter公式アカウントのフォロワー数は6万を超えます。

 のるるんの「いとこ」である東急バスの「ノッテちゃん」も人気ですが、さらに東急グループには「とっPくん」というゆるキャラもいます。


東急ライフィアのマスコットキャラクター「とっPくん」。渋谷の有料パーキングにて(乗りものニュース編集部撮影)。

「とっPくん」(とっぷくん)は、不動産業などを営む東急ライフィアの、パーキング部門のマスコットキャラクター。自動車に手足が生えた姿で、丸い目とポッカリ開いた口の「ユルさ」はのるるん譲りとなっています。

 夢は「たくさんの人と出会うこと」、好きなことは「おさんぽ・ひなたぼっこ」で、たまにぐっすり眠ってしまうことがあるものの「最大料金設定」にいつも助けられているそうです。今ハマっていることは「いろんな駐車場を探すこと」。

 パーキング運営管理業ということでイベント露出の機会も特になく、今のところ「着ぐるみは用意しておらず、グッズ化も未定です」(同社)とのこと。会社のWebサイトでは、とっPくんのペーパークラフトを無料で利用することができます。

 とっPくんの姿は2022年3月から、駐車場に掲示の看板に登場するようになりました。同社は「とっPくんの仕事は東急ライフィアパーキングの目印となることや、大事なことをお知らせすることです。今後、現地駐車場の案内看板を順次更新していき、とっPくんがあちこちの駐車場で目にできるようになります」としています。

 ちなみに、のるるんとノッテちゃんはいとこ同士ですが、とっPくんはふたりとの関係について「お友達」と表現しています。同じく東急グループのゆるキャラである東急でんき&ガスの「てるまる」に対しても同様で、親族の存在は不明です。