「また来るぞ!」イギリス空母打撃群 2025年来日へ 英スナク首相が明言
「クイーン・エリザベス」と「プリンス・オブ・ウェールズ」どっち来る?
より一層のインド太平洋地域への関与を約束
G7広島サミットに参加するため来日したイギリスのリシ・スナク首相は2023年5月18日、インド太平洋地域の平和と安全を断固として維持するため、日本との防衛協力関係をさらに強化すべく、再び空母打撃群を極東アジアに派遣すると発表しました。
護衛艦「いずも」の艦橋で幹部自衛官らと懇談するイギリスのスナク首相(画像:防衛省)。
スケジュールとしては2025年を予定しているそうで、これ以外にも実働訓練に参加させる派遣兵士の数を倍増させるほか、グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)の推進といったことも明言しています。
なお、これに関連してスナク首相は海上自衛隊の横須賀基地を訪れ、日本最大級の護衛艦「いずも」を視察するなどしています。
イギリスは2021年に、空母「クイーン・エリザベス」を中心に複数の軍艦で構成された空母打撃群(CSG21)を、日本を含む東アジア地域へ派遣したことがあり、同年9月には「クイーン・エリザベス」ほか数隻を横須賀港へ入航させています。