ドリンクホルダーの底まで木!? 激シブな先代「ランドローバー ディフェンダー」特別仕様車が登場
すっげー渋いぞ!
内装には毛織物 クラシック「ディフェンダー」
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2023年5月15日、先代のランドローバー「ディフェンダー」をベースにした特別仕様車「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 ISLAY EDITION」を発表しました。ホイールベースの異なる「90」と「110」合わせて世界限定計30台が用意されます。
CLASSIC DEFENDER WORKS V8 ISLAY EDITION(画像:ジャガー・ランドローバー・ジャパン)。
先代ディフェンダーをベースに、“ヘリテージ”をテーマにしたという特別仕様車。ローバー・カー・カンパニーのマネージング・ディレクターであり、ランドローバー創設者の1人、スペンサー・ウィルクスが所有していた1965年製「LAND ROVER SERIES IIA」からインスピレーションを得たモデルだそうです。このスペンサーが初代「LAND ROVER」の開発時、スコットランドのアイラ島にある邸宅で車両テストを行い、「LAND ROVER」という名前が誕生したのだとか。
シートやドアといった内装には、アイラ毛織物工場のツイードを使用しているほか、各トレイには同島のキルホーマン蒸留所で使用されているウイスキー樽のオーク材を採用。ウイスキー樽に刻印されていた文字がそのまま残されているそうです。また、リアのラゲッジスペースの床もオーク材が使用さえています。
ベース車両は2012年製から2016年製のものを使用。最新の5.0リッターV8エンジンと8速ZFオートマチック・トランスミッションを搭載します。内装はクラシカルながら、LEDヘッドランプやインフォテインメント・システムの衛星ナビ、Bluetooth、センターコンソールのスマホを収納できるポーチなど装備は現代にアップデートされています。
ジャガー・ランドローバーは、「ISLAY EDITION」について「熟練のエンジニアやテクニシャンたちによる高い信頼性、最新のエンジニアリング、精巧な仕上げは、究極のヘリテージ・ランドローバーを探している目の肥えたお客様にとって非常に特別な車両」としています。価格は、「90」が23万ポンド(約3900万円)、「110」が24万5000ポンド(約4160万円)です。