9日は往復運行です。

7月からは新型HC85系へ


特急「ひだ」として走るキハ85系(画像:写真AC)。

 JR東海が2023年7月8日(土)および翌9日(日)、名古屋〜高山間で特急「さよならキハ85系号」を運行します。キハ85系とは、1989(平成元)年にデビューした特急形気動車で、高山本線の「ひだ」と紀勢本線の「南紀」として運行。ただし2023年6月末をもって引退し、7月からは全ての列車が新型HC85系に置き換えられます。

 JR東海は「キハ85系での最後の旅をお楽しみいただけるよう、感謝の気持ちを込めて特別編成で運行します」としています。詳細は以下の通りです。

●8日(土)
【時刻】名古屋8:57→高山11:48
【編成】キハ85-1209・キハ85-1100・キハ85-200・キハ84-300・キロ85-0

●9日(日)午前
【時刻】名古屋8:57→高山11:48
【編成】キロ85-0・キハ84-300・キハ85-200・キハ85-1100・キハ85-1100

●9日(日)午後
【時刻】高山14:00→名古屋16:34
【編成】キロ85-0・キハ84-300・キハ85-200・キハ85-1100・キハ85-1100・キハ85-1209・キハ85-1100・キハ85-200・キハ84-300・キロ85-0
※いずれも左が名古屋方(1号車)
※名古屋〜岐阜間は逆向き、また下りのみ稲沢線を走行

 車内では、各運輸区の乗務員によるおもてなしが行われるほか、車内チャイムも流れます。なお途中駅での乗降はできません。

 特急「さよならキハ85系号」は団体専用列車として、JR東海ツアーズから販売されます。プラチナプランおよび展望席プランは5月24日(水)から27日(土)まで抽選申し込みを受け付け、それ以外のプランは6月2日(金)14時に発売予定です。