新型40000系増備 既存6000系更新 西武、鉄道事業に251億円 他社の中古車導入は…?
「サステナ」について広報に聞いてみました。
省エネ化などの環境対策も推進
西武40000系電車(画像:西武鉄道)。
西武鉄道が、2023年度の鉄道事業設備投資計画を発表。より安全・安定な輸送の実現、環境負荷の削減を目指し、総額251億円を計上します。
車両では、最新型40000系電車を4編成(40両)増備。旧型車両に比べ省エネであるほか、低騒音化にも寄与します。車内には防犯カメラや車いす・ベビーカーゾーンを設けるため、安全性と快適性が向上します。
また、既存の6000系電車1編成には更新工事を施します。走行機器を、省エネに寄与するVVVFインバータ制御装置および電動機へ更新し、運転用電力の削減を目指します。
なお、2022年5月12日に発表の「中期経営計画における取組の進捗状況」で言及された、環境負荷の少ない他社からの譲受車両「サステナ車両」について、西武鉄道は次年度以降の導入になると話しました。2023年5月現在、導入準備を進めているといいます。