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 スイスサッカー協会は同国1部FCバーゼルに所属するタウラント・シャカに対して、合計8試合の出場停止処分を科す判断を下した。かつてボルシア・メンヒェングラードバッハで活躍し、現在アーセナルに所属するグラニート・シャカを弟にもつ32歳は、リーグ戦FCチューリヒ戦にてファウルをおかした際に、相手選手の顔を手で掴む愚行に出た挙句、2006年W杯におけるジダンを彷彿とさせるような頭突きを胸元に見舞うなど、我を失い主審から退場処分が宣告されている。

 その後に同選手は自身のインスタグラムを通じて謝罪した上で、「僕が感情的なタイプの選手だということは、みなさんもご存知のことと思う。そして僕ら選手もまた血の通った人間であり、特定の状況下では感情的に反応もみせてしまうものだ」と説明。「ただ僕のことや僕の家族のことに関するピッチ上での言葉による侮辱があっても、この行為は正当化されるものではない」と言葉を続けた。

 なお今回の退場処分による出場停止期間は7試合であり、さらに8枚目のイエローカードを受けたことによる1試合の出場停止処分は科されることから、最終的に月曜日にスイスサッカー協会から発表された出場停止処分期間は8試合となっている。