甘いマスクでも高い人気を誇る汰木。気になるプライベートに迫る。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 大迫勇也、武藤嘉紀という、海外や日本代表でも活躍したストライカーと共に3トップを形成し、ヴィッセル神戸の攻撃陣をけん引する汰木康也。甘いマスクでも高い人気を誇る、注目必至の27歳だ。ただ彼もひとたびピッチを離れれば、お笑いを愛し、『SLUM DUNK』をバイブルとする1人の青年である。

 神戸のキーマンに迫るインタビュー、最終回はプライベートの素顔を丸裸にする。

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 弊社で発売しているJリーグ名鑑を見返すと、2021年は「好きな女性タレント・女優・歌手」の欄には「ガッキー(新垣結衣)」と書かれていたが、去年と今年は空白。

「好きな芸能人は?」

 プライベートの質問は、こんなテーマから始めてみた。

「難しいですね……。芸人だと、かまいたちが好きです。本当にテレビを見ないんですけど、暇な時にYouTubeで見たりしますから。もちろんテレビでも、かまいたちが出ていたら見ます」

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「カラオケでよく歌う曲」は、昨年の神戸加入当初にクラブ公式YouTubeで公開されたインタビューでは「長渕剛」と回答していた。では、いわゆる十八番はあるのだろうか。

「最近はなんだろう。前に長渕って言っていました? 最近歌わないから。Dragon Ashとか聞いたりしますけど。何個か好きな曲があって……。去年、槙野(智章)君に教えてもらって。まだ歌えない、というか歌うつもりでは聞いていないのですが」

 普段、テレビはあまりつけないが、YouTubeは頻繁に見るという汰木。「最近ハマっているドラマ、映画、アニメ」を尋ねると、チャンネル登録者数150万人を超える人気YouTubeグループの名が飛び出した。

「本当にテレビを見ないからYouTubeだと……。『あめんぼぷらす』って知っていますか? めちゃくちゃ面白い。これはもう是非、公に名前を出せる場所があれば言いたいなと思っていました。野球部のくだらない日常の物語を、けっこうな動画の量を上げていて。めちゃくちゃファンになった。なんとか本人たちに届かないかなと思っています」

 
 実家にはスポコン漫画の金字塔、『SLUM DUNK』が全巻揃う。最後にこの話題を出すと、食い気味に「映画見ました!」と明かし、現在も大ヒット上映中の『THE FIRST SLAM DUNK』の魅力を熱量たっぷりに語ってくれた。

「自分は漫画を読んでいるから。アニメで見ている人よりも、漫画で読んでいる人のほうがたぶん、感動しますよね。あれはもう漫画が動いている感じ。感動しました。本当にそのまま漫画から出てきたみたいな感じだったので」
 
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 これにて1時間に及ぶインタビューが終了。少々時間がオーバーしてしまったが、汰木は疲れた顔ひとつ見せず、「今日はありがとうございました」と感謝まで伝えてくれた。なんとも彼らしい。改めて、誰からも愛される、その理由を知ったような気がした。

 去り際、幼馴染の私は冗談半分に「結婚式には呼んでくださいね」と伝えると、汰木は「まだまだ先かな」と少年時代から変わらない茶目っ気たっぷりの笑みを浮かべた。

※第5回終了(全5回)

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)