インテルOBのマテラッツィ氏、自身にとっての“スペシャル・ワン”の存在を告白「モウリーニョは特別」

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 かつてインテルなどで活躍した元イタリア代表のマルコ・マテラッツィ氏が、ジョゼ・モウリーニョ監督についての秘話を明かした。6日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 1973年8月19日生まれのマテラッツィ氏は現在49歳。2001年から2011年までの10年間在籍したインテルでは、クラブ公式戦通算276試合に出場し20得点を記録するなど、アグレッシブなディフェンダーとして活躍した。また“ネラッズーロ”でのキャリア終盤は出場機会こそ少なかったが、ロッカールームのまとめ役を務め、ピッチ外でチームに貢献。2009−10シーズンの3冠達成の影の立役者となっている。

 そんなマテラッツィ氏は、自身にとっての“スペシャル・ワン”の存在に言及。インテル時代に師事し、3冠達成を成し遂げたジョゼ・モウリーニョ監督について、同氏は「モウリーニョは特別だったよ。なにせ彼は、私たちの子供や妻の名前をすべて覚えていたんだから」と告白。続けて「彼は、私の妻に会ったときに、『こんにちは、ダニエラ』と挨拶したんだ。私にとって驚くようなことではなかったけど、彼女にとってはサプライズだった」と秘話を明かしている。

 これまで数多くのクラブで成功を収めてきたモウリーニョ監督。その秘訣は、選手に対する割れんばかりの愛情なのかもしれない。