株式会社CoeFontが提供するAI音声プラットフォーム「CoeFont」のAI音声が、中京テレビの番組内の解説放送ナレーションとして採用された。「CoeFont」は、AI技術を活用して自然な発声でのテキスト読み上げを実現した音声サービス。「解説放送」は通常の地上波の番組音声ではなく、番組内容を伝える補足的なナレーションが追加されている放送で、副音声に切り替えることで目の不自由な人などに“音”での解説が提供される。今回の取り組みは、中京テレビ放送とグループ会社のCTV MID ENJINによって、2022年8月から検証を重ねて実現された。「解説放送」の音声にAI音声が活用されるのは、同局内でも初の試みであるという。「CoeFont」のAI音声が採用された理由は、類似サービスとの比較で最も自然に聞こえるナレーションであったこと。また、アナウンサーとは違う声色の豊富さも高く評価された。AI音声ナレーションが利用された最初の番組は、2023年3月26日(日)放送の「brother presents 潜入!絶滅動物研究所」。今後は、毎週金曜19:00〜放送の「PS純金」で4月8日(金)、毎週土曜11:45〜放送の「ゴリ夢中」で4月9日(土)からAI音声での「解説放送」の開始が予定されている。
株式会社CoeFont
URL:https://coefont.cloud/
2023/03/27