1週間の疲れが溜まり、仕事の集中力が途切れてくる週の後半。そんな「あともうひと頑張りしたい!」というときにも気功が役立ちます。今回教わるのは、疲れた頭を休めるリフレッシュ方法。気功の解説は鍼灸院「アキュサリュート高輪」院長の瀬尾港二先生。イラストはお笑いコンビ蛙亭の中野さんです!目次集中が途切れやすい週の後半にリラックスできる気功じわじわと日々の疲れが蓄積し、週末が近づくにつれて仕事が捗りにくくなるというお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。疲労による集中力の低下には、適度なリラックスが必要です。今回ご紹介するのは、第6回で紹介した「拍打功(ハクダコウ)」を応用した「歩く拍打功」です。オフィスや自宅でも取り入れられますが、朝に散歩をしながら行うのがより効果的。日光にあたることでセロトニンの分泌を促すだけでなく、気の流れをよくし、頭や身体をスッキリとした状態にしてくれます。気の流れをよくし、スッキリとさせる「歩く拍打功」■歩く拍打功(1)
・歩きながら、片手の手のひらで下丹田(かたんでん・へその下の下腹部)を、逆の手の甲で命門(めいもん・背中側のへそのちょうど真後ろの位置)を同時に叩く。
・叩きながら「ハッ!」と息を吐くのがポイント。(2)左右の手を交互に入れ替えながら繰り返し行う。今回は、朝活にぴったりの気功をお届けしました。週末のルーティンに加えてみてください。