【WBC】ヌートバー 日本での最後の試合終えファンへメッセージ「恋しくなるが、マイアミで優勝を目指すしかない」

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ラーズ・ヌートバー 写真:AP_アフロ

<2023年3月16日(木)カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝 日本 対 イタリア @東京ドーム>

1次ラウンドを4連勝で決勝ラウンドに進んだ侍ジャパンは16日、準々決勝でイタリア代表に9-3で勝利し、準決勝進出を果たした。

試合後、ラーズ・ヌートバー(25/カージナルス)がインタビューに応じた。

■ラーズ・ヌートバー インタビュー

Q.今日の試合を振り返って

最高でした。まずショウヘイが良いピッチングをしてくれてチームの為にバントをしてくれて、そこから他の選手も打ってくれたので、チーム一丸となって勝てたと思います。

​​Q.試合前の声出しは今日で2回目。どんな思いで声出しした?

世界一のピッチャーが投げていると心の底から思っていましたし、この試合に勝ってマイアミに行くという目標を立てていました。このチームが勝てる理由があると思っていました。

​​Q.大谷選手から得られたものは?

ピッチングとバッティングを同時にやることは今までではあり得ない話なので、ルーティーンなどを見ていました。周りの選手も僕にどういうルーティーンをやっているのか聞いてくるくらいみんなが気になっています。世界トップレベルの選手なので、僕はどんどん学ぶ姿勢で前に進んでいきたいと思います。

Q.日本でプレーして、印象に残っている試合は?

今日の勝利も良かったですが、やっぱりライバル韓国との歴史ある日韓戦で勝てたことが印象的でした。

Q.日本で絶大な人気だが、日本のファンの声援はどう感じていた?

びっくりしていますし、すごく感謝しています。日本のファンが野球やスポーツに対してすごく情熱を持っていると感じましたし、このチームの一つの小さなピースとして稼働できていることを嬉しく思っています。

​​Q.野球以外での日本でのエピソードは?

一番はチームのみんなで焼肉に行って大人の飲料を飲みながら(笑)話せて、みんなと話しやすくなったので肩の荷がおりました。チームメイトというより家族として仲良くなれたので、気が楽になりました。

Q.優勝まであと2試合。どんな思いでプレーしたい?

東京ドームで日本のファンの前でかけがえのない経験ができたので恋しくなると思うんですが、マイアミに行って世界トップ4の国と対戦できることも楽しみにしていますし、優勝を目指すしかないです。

Q.また日本に戻ってプレーする姿を見ることができる?

もちろん長くメジャーでのキャリアを積みたいと思っていますし、次回のWBCでも東京での開催があればぜひやりたいと思っています。

Q.最後に日本のファンへメッセージを

家族のルーツである日本でプレーできて、心の底から感謝しています。本当にありがとうございました。

『ニッポンダイスキ、ミンナアリガトウ!』