C・ロナウドが少年に見せた対応に注目【写真:Getty Images】

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トルコ・シリア大地震で父親を亡くしたナビルくんの訪問を歓迎

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、今年に入ってサウジアラビアへ移籍し、1部アル・ナスルでリーグ戦8得点2アシストを記録している。

 そのなかで、10歳の少年ファンへの心温まる行動の反響が拡大している。

 スポットライトが当てられているのは、ロナウドが10歳の少年ナビル・サイードくんと会った時のこと。ナビルくんは今年2月に起こったトルコ・シリア大地震の被災者で、父親を亡くした。

 そんなナビルくんは母親とともにアル・ナスルの試合(現地3月3日のリーグ第19節アル・バティン戦)に招待され、私服姿のロナウドはハグで歓迎。自身のアイドルに向かってナビルくんが「Siiii!!」とロナウドのゴールパフォーマンスを真似ると、それにもしっかりと応えて見せた。

 サウジアラビアの王立裁判所顧問・大臣を務めるトルキ・アル=シャイフ氏がツイッターで動画を公開すると、再生回数はすでに700万回を突破。海外スポートサイト「Inside Sport」は「ロナウドがシリア地震で父親を亡くした10歳のファンを抱擁」と見出しを打ち、ナビルくんの「ロナウドが現れた時、自分は夢を見ているのだと思った。自分の目が信じられなかった」というコメントを紹介している。

 また、インドメディア「カンダナ・ニュース」は、「ロナウドは父親を亡くした小さなファンに勇気を与えた。動画はSNS上で拡散。今でも感動の瞬間が話題となっている」と反響の大きさを伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)