サポーターの声援に応えるメッシ(写真:ロイター/アフロ)

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サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会決勝戦で上半身裸の姿が中継に映し出された騒動で、逮捕の恐れがあった女性2人が無事に帰国した。複数の米メディアが2022年12月20日に伝えた。

米メディア「TMZ」(WEB版)は、「トップレスのファンがカタールで逮捕を回避...無傷で帰宅」とのタイトルで記事を公開した。

「上裸の女抜かれてて二度見しました」

同メディアはカタールで上着を脱いだ女性たちは無傷で国を出たとし、彼女らはきわどい祝福で保守的な国の多くの怒りを引き起こしたにもかかわらず逮捕を回避したと伝えた。2人はそれぞれ20日にSNSを更新し、無事に帰国したと説明した。

アルゼンチンのサポーターとみられる2人は12月18日に行われたW杯決勝戦のアルゼンチン対フランス戦でアルゼンチンが優勝を決めた直後、スタンドのアルゼンチン応援団に交じり上半身裸で歓喜を爆発させた。2人の姿が中継したテレビで放映され、ツイッターでは「放送事故」などと注目を集めた。

W杯の開催地カタールはイスラム国で過度の露出は禁じられており、決勝戦直後に複数の海外メディアが地元警察に逮捕される可能性に言及していた。「TMZ」は記事の中で2人の女性は多くの肌を露出したため投獄される可能性があったとした。

W杯決勝はアルゼンチンがPK戦の末にフランスを破り36年ぶり3度目の優勝を決めた。