出版事業を終了する「ヴィレッジブックス」

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 マーベル、DCなどのアメコミ邦訳本を多数出版してきた「ヴィレッジブックス」が、出版事業を終了することが明らかになった。5日、事業を展開するフリュー株式会社が発表した。

 16年にわたって、一般書やアメコミの日本版を出版してきたヴィレッジブックス。事業終了の経緯について、「事業環境が厳しさを増し、当社としましても事業継続の方向性を模索しましたが、残念ながら継続は困難と判断し、出版事業の終了を決定いたしました」と明かしている。

 ヴィレッジブックスは、「これまでヴィレッジブックスの本をお読みいただいた読者の皆様に御礼を申し上げますとともに、突然のお知らせとなりました事をお詫びいたします」と公式サイトを通してコメントを発表。公式サイトおよびSNSは順次閉鎖予定だという。なお、在庫分はインターネット書店およびアメコミ専門店で購入ができる。(編集部・倉本拓弥)