まさに双頭竜! 規格外ルックスの「世界最大の飛行機」、コクピットの様子とは? 世界で1機“怪鳥”の内部
怪鳥の中が見れるなんて。ありがとうインターネッツ…!
デカさも形もスゴイ
ストラトローンチ・システムズの公式SNSアカウントが、同社の手掛ける世界最大級の飛行機「ロック(Roc)」のテストフライトの様子を動画で紹介しています。このコンテンツでは、フライトの準備から実際のフライトまでの様子を、さまざま視点で動画に。そのなかには、コクピットから、同機を操縦する様子も含まれています。
ストラトローンチ・システムズ「ロック」(画像:ストラトローンチ・システムズ)。
「ロック」は、「空飛ぶロケット発射台」として開発された飛行機で、初飛行は2019年4月。世界に1機のみの機体で、6発のエンジン、約73mの全長、そして飛行機としては世界最大となる約117mの全幅をもちます。またこの機は、胴体のあいだのスペースにロケットなどを搭載するため、1つの機体に2つの胴体がついた「双胴機」のスタイルを採用。大きさ、その形とともに唯一無二の飛行機となっています。
今回の動画は、現在同社で開発が進められている極超音速飛行試験機「Taron-A」を両翼のあいだに吊り下げた状態での初めてのフライトを撮影したものとのこと。動画の45秒あたりから、離陸操作が行われているコクピットの様子や右側の操縦席から撮影されたとみられる離陸の様子などが放映されています。
「ロック」は今後、「極超音速飛行試験機」を用いて、2023年以降に「極超音速飛行」のサービス化を目指しているとのことです。