NEXCOの料金体系に合わせて改定されます。

別々に払っていた料金が統合


京都縦貫道のうち、京都府道路公社が管理する区間がNEXCO西日本に移管される(画像:近畿地方整備局)。

 NEXCO西日本は2022年11月14日(月)、京都縦貫道の丹波IC〜宮津天橋立IC間について、京都府道路公社からNEXCO西日本へ移管するための協定を締結したと発表しました。移管は来年4月1日の予定です。

 これにより、京都縦貫道は大山崎ICから宮津天橋立ICまで、全線がNEXCO管内となります。

 移管にあわせ、料金体系が変更されます。基本料金は「高速自動車国道の普通区間の料金水準」となり、大山崎IC〜丹波IC間では変化ありませんが、丹波IC以北を通行する場合は150〜240円程度の値上げとなります。

 一方、深夜割引と休日割引があらたに導入されます。「平日朝夕割引」では、ETCマイレージサービス登録者を対象に、最大50%分がポイントで還元されます(100km相当分まで、月10回以上走行が条件)。

 また将来的に、大山崎IC〜丹波IC間でも、同様の料金体系に移行していくとしています。そのために、料金所の無いICにも料金所を設置していく計画です。

 この移管により、京都府道路公社の管理する道路は、山陰近畿道(宮津天橋立IC〜京丹後大宮IC、無料区間)のみとなります。

※一部修正(11/19 10時)