「アーティストとは毎日のように向き合う」音楽プロデューサーの仕事とは?
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。11月14日(月)は『夢の職業シリーズ〜音楽プロデューサー編〜』と題し、インディーズレーベルJMS http://jms1.jpの音楽プロデューサー・KTRさんをゲストに迎え、パーソナリティのこもり校長がその仕事内容を聞きました。その前編。
●後編はこちら https://tfm-plus.gsj.mobi/news/PDwfWQ6B5r.html
こもり校長:今日の授業(放送)は、生徒(リスナー)のみんなが興味のある職業をピックアップし、専門家を招いてお届けする『夢の職業シリーズ〜』です。今夜は音楽プロデューサー編! 将来、音楽業界で働きたい、漠然とだけど興味がある、そんな生徒は今日のゲストに質問をぶつけてほしい!
――KTRさんに聞く「音楽プロデューサーってどういう仕事?」
こもり校長:そもそもなんですけど、音楽プロデューサーがどういう仕事なのか、普段どんなことをされているのか、をお聞きしてもいいですか?
KTR:たぶん若い人には、音楽プロデューサーって音を作る人とか曲を作る人というイメージがあると思うんですけど、僕の場合は何でも屋みたいなイメージなんです。もちろん音楽の制作もしますし、アーティストのマネージメントもします。さらに、アーティストの音を預かって、レコード会社としてメーカーとして出す仕事もしています。
こもり校長:はい。
KTR:さらに言えば僕は、アーティストがツアーを回る、大きなイベントをやるときの、ライブ制作業務やツアー制作業務をトータル的に360度やっているんですよね。
こもり校長:なるほど。
KTR:逆に曲とかは作れないんですけど、その“がわとレール”を引くことがメインの仕事になっていますね。
こもり校長:「こういう曲でいったらいいんじゃないか?」という(アーティストに提案する)仕事もあれば、スケジュールを組んだりブッキングしたりということもされるんですね?
KTR:そうですね。スケジュールを組むのもブッキングも、マネージメントの仕事なので。アーティストをプロデュースする仕事を、トータル的に360度でやっている、という感じですね。
こもり校長:そうすると、バンドやアーティストと向き合ってしゃべるということも多いんじゃないですか?
KTR:アーティストとは、毎日のように向き合っていますね。しゃべんない日はない、という感じですかね。
こもり校長:じゃあ音楽の知識だけじゃなくて、コミュニケーションをとるために必要なこと、なども考えているわけですよね。
KTR:そうですね。コミュニケーションだったり責任感だったり、人間のベーシックなところみたいなものがプロデューサーの最初の一歩だと思います。「曲を書かなければいけない」とか、「楽器ができなければいけない」ということは一切ないです。
こもり校長:でも、ライブ制作のような専門的な知識も必要ですよね?
KTR:そうですね。最終的にはキャリアを積み重ねることによって……下積みがあって今があるので。下積みがあると引き出しが増えていくので、「こうしてみよう」「ああしてみよう」という振り幅がでかくなっていって、大規模なイベントもできるようになるのかな、と思います。
――メジャーとインディーズの違いとは
こもり校長:メジャーレーベルとインディーズレーベルの違いって、なんなんですか?
KTR:システムはまったく一緒なんですよ。人数の違いですね。インディーズは少数精鋭でやっている会社が多くて、100人規模のインディーズの会社ってないんです。多くても20人とか30人くらいでやっているんですけど。
こもり校長:へー!
KTR:メジャーのメーカーさんだったら、いろんな都市に支社があったりとか。千人、2千人規模なので……やることも目的もゴールも一緒なんですけど、人数の差だと思います。
こもり校長:(人数が少ないと)大変なんじゃないですか?
KTR:大変なんですけど、一人ひとりの力量だったりやることが多いんですよね。だから、インディーズのほうが覚えるのは早いと思います。
こもり校長:じゃあ、最初からインディーズで勉強するというのは……。
KTR:手だと思います。でも逆に、履歴書を送られても募集をしていない、とかはあるかもしれないですね。
こもり校長:そういう違いがあるんですね。
――この日の放送では……
●「将来はアーティストの新人発掘の仕事がしたい」という16歳
●「マネージャーになるのが夢なのですが、周りには応援してくれる人がいない」という16歳
●「AIが作った曲が流行るようになると、私の好きなロックが下火になりそうで不安」という15歳
と電話をつなぎ、KTRさんに業務に関する質問や学生のうちに準備できることなどを聞きました。
◇
JMS主催のライブイベント『REDLINE ALL THE REVENGE Supported by M』が、11月23日(水・祝)に神奈川・ぴあアリーナMMで開催されます。3年ぶりとなるアリーナでのフェス形式のイベントで、BiSHやクリープハイプ、Vaundyなど、全17組のアーティストが出演。詳細はオフィシャルサイト https://redlinerevenge.com/まで。
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▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック! http://www.tfm.co.jp/link.php?id=7113
聴取期限 2022年11月22日(火)AM 4:59 まで
スマートフォンは「radiko」アプリ(無料)が必要です。⇒詳しくはコチラ https://www.tfm.co.jp/listen/#radiko
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/
●後編はこちら https://tfm-plus.gsj.mobi/news/PDwfWQ6B5r.html
こもり校長:今日の授業(放送)は、生徒(リスナー)のみんなが興味のある職業をピックアップし、専門家を招いてお届けする『夢の職業シリーズ〜』です。今夜は音楽プロデューサー編! 将来、音楽業界で働きたい、漠然とだけど興味がある、そんな生徒は今日のゲストに質問をぶつけてほしい!
――KTRさんに聞く「音楽プロデューサーってどういう仕事?」
こもり校長:そもそもなんですけど、音楽プロデューサーがどういう仕事なのか、普段どんなことをされているのか、をお聞きしてもいいですか?
KTR:たぶん若い人には、音楽プロデューサーって音を作る人とか曲を作る人というイメージがあると思うんですけど、僕の場合は何でも屋みたいなイメージなんです。もちろん音楽の制作もしますし、アーティストのマネージメントもします。さらに、アーティストの音を預かって、レコード会社としてメーカーとして出す仕事もしています。
こもり校長:はい。
KTR:さらに言えば僕は、アーティストがツアーを回る、大きなイベントをやるときの、ライブ制作業務やツアー制作業務をトータル的に360度やっているんですよね。
こもり校長:なるほど。
KTR:逆に曲とかは作れないんですけど、その“がわとレール”を引くことがメインの仕事になっていますね。
こもり校長:「こういう曲でいったらいいんじゃないか?」という(アーティストに提案する)仕事もあれば、スケジュールを組んだりブッキングしたりということもされるんですね?
KTR:そうですね。スケジュールを組むのもブッキングも、マネージメントの仕事なので。アーティストをプロデュースする仕事を、トータル的に360度でやっている、という感じですね。
こもり校長:そうすると、バンドやアーティストと向き合ってしゃべるということも多いんじゃないですか?
KTR:アーティストとは、毎日のように向き合っていますね。しゃべんない日はない、という感じですかね。
こもり校長:じゃあ音楽の知識だけじゃなくて、コミュニケーションをとるために必要なこと、なども考えているわけですよね。
KTR:そうですね。コミュニケーションだったり責任感だったり、人間のベーシックなところみたいなものがプロデューサーの最初の一歩だと思います。「曲を書かなければいけない」とか、「楽器ができなければいけない」ということは一切ないです。
こもり校長:でも、ライブ制作のような専門的な知識も必要ですよね?
KTR:そうですね。最終的にはキャリアを積み重ねることによって……下積みがあって今があるので。下積みがあると引き出しが増えていくので、「こうしてみよう」「ああしてみよう」という振り幅がでかくなっていって、大規模なイベントもできるようになるのかな、と思います。
――メジャーとインディーズの違いとは
こもり校長:メジャーレーベルとインディーズレーベルの違いって、なんなんですか?
KTR:システムはまったく一緒なんですよ。人数の違いですね。インディーズは少数精鋭でやっている会社が多くて、100人規模のインディーズの会社ってないんです。多くても20人とか30人くらいでやっているんですけど。
こもり校長:へー!
KTR:メジャーのメーカーさんだったら、いろんな都市に支社があったりとか。千人、2千人規模なので……やることも目的もゴールも一緒なんですけど、人数の差だと思います。
こもり校長:(人数が少ないと)大変なんじゃないですか?
KTR:大変なんですけど、一人ひとりの力量だったりやることが多いんですよね。だから、インディーズのほうが覚えるのは早いと思います。
こもり校長:じゃあ、最初からインディーズで勉強するというのは……。
KTR:手だと思います。でも逆に、履歴書を送られても募集をしていない、とかはあるかもしれないですね。
こもり校長:そういう違いがあるんですね。
――この日の放送では……
●「将来はアーティストの新人発掘の仕事がしたい」という16歳
●「マネージャーになるのが夢なのですが、周りには応援してくれる人がいない」という16歳
●「AIが作った曲が流行るようになると、私の好きなロックが下火になりそうで不安」という15歳
と電話をつなぎ、KTRさんに業務に関する質問や学生のうちに準備できることなどを聞きました。
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JMS主催のライブイベント『REDLINE ALL THE REVENGE Supported by M』が、11月23日(水・祝)に神奈川・ぴあアリーナMMで開催されます。3年ぶりとなるアリーナでのフェス形式のイベントで、BiSHやクリープハイプ、Vaundyなど、全17組のアーティストが出演。詳細はオフィシャルサイト https://redlinerevenge.com/まで。
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聴取期限 2022年11月22日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭
放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/