ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。11月14日(月)は『夢の職業シリーズ〜音楽プロデューサー編〜』と題し、インディーズレーベルJMS http://jms1.jpの音楽プロデューサー・KTRさんをゲストに迎え、パーソナリティのこもり校長がその仕事内容を聞きました。後編では、リスナーから投稿された「音楽が私たちに届くまでの仕事」についての質問に回答した2人のやり取りを紹介します。

●前編はこちら https://tfm-plus.gsj.mobi/news/eKRXejAkPI.html



――リスナーの質問

【音楽ができてから私たちに届くまでには、どんな方が関係していますか? 裏方の仕事が知りたいです】
(14歳)

KTR:音楽を届けるのは、レーベルだったりレコードメーカーの方々の仕事なんです。まずは音楽を作って、レコーディングして、マスタリングとかそういう作業をおこなって、1曲ができて……。

こもり校長:はい。

KTR:そこからCDにするのであれば、プレス業者の方に頼んだり、ジャケットをデザイナーさんに頼んだり、それを印刷会社に頼んだり……。ひとつのことに枝分かれの要素が無限にあって、そこに裏方さんが関わっているので。実際に体験しないと、言葉だけでは言い表せないことも多いんですけど。

こもり校長:そうですよね。

KTR:本当にたくさんの裏方さんが関わっていますね。

こもり校長:音楽ができてから……スピード感を出そうと思えば、2ヵ月くらいでCDにしてリリースということもあれば、半年とか1年とかかかるものもありますよね。

KTR:そうですね。アルバムレベルの10曲以上となると、曲の制作に半年ぐらいかかると思いますし、そこからレコーディングとなると、リリースまで1年から1年半はかかりますね。

こもり校長:そうですよね。

KTR:でも最近は、CDよりデジタルという部分もあるので。曲ができて1ヵ月後には配信できているので、スピード感でいったら今のほうが早いですね。

こもり校長:今は一概には言えないことも多いですね。

KTR:そうですね。しかも最近はどこかに所属していなくても、自分でレコーディングして作った曲をアップロードできるので。所属に関係なく、アーティストがDIYでできるようになってきていますね。

こもり校長:飛び込んだ先によって、見える景色も違うということですね。音楽業界は深いですね……!



――この日の放送では……

●「将来はアーティストの新人発掘の仕事がしたい」という16歳

●「マネージャーになるのが夢なのですが、周りには応援してくれる人がいない」という16歳

●「AIが作った曲が流行るようになると、私の好きなロックが下火になりそうで不安」という15歳

と電話をつなぎ、KTRさんに業務に関する質問や学生のうちに準備できることなどを聞きました。



JMS主催のライブイベント『REDLINE ALL THE REVENGE Supported by M』が、11月23日(水・祝)に神奈川・ぴあアリーナMMで開催されます。3年ぶりとなるアリーナでのフェス形式のイベントで、BiSHやクリープハイプ、Vaundyなど、全17組のアーティストが出演。詳細はオフィシャルサイト https://redlinerevenge.com/まで。



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聴取期限 2022年11月22日(火)AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

パーソナリティ:こもり校長、ぺえ教頭

放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55/金曜 22:00〜22:55

番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/