絵空事じゃない!? 超異形の新型航空機、NYの空港〜マンハッタンを結ぶ路線開設へ 飛行時間10分以下
すごい時代が来るもんだ…。
2025年のサービス開始を目指す
アメリカのユナイテッド航空とアーチャーアビエーションが、ユナイテッド航空の拠点であるニューアーク・リバティー国際空港とニューヨーク市内中心部を、「空飛ぶクルマ」と呼ばれる最新航空モビリティ、電動垂直離着陸(eVTOL)機で結ぶ飛行ルートを開設すると発表しました。アーチャーアビエーションによると、特定のルートをeVTOL機で結ぶのは、この業界では初となるとのことです。
アーチャーアビエーションが開発を進める「Maker」(画像:同社公式Facebookページより)。
このルートでは、自動車での移動ではラッシュアワーの渋滞時の場合、1時間以上かかるリバティー国際空港とダウンタウン・マンハッタン・ヘリポート間のルートを10分以下で結ぶとしており、移動時間の大幅短縮が期待されているといいます。サービスは2025年開始の予定です。
アーチャーアビエーションが手掛けるeVTOL機は、低騒音で航空燃料を使わないことから燃費が良いことが特徴です。現在同社では、試作機「Maker」を開発しており、時速150マイル(時速約240km)で航行でき、60マイル(約97km)の航続距離をもちます。主翼には1基あたり2つのプロペラがついたモーターが計6基設置されたユニークな形状が特徴で、航行はこの12個のモーターで行います。