本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。10月20日(木)放送の「スカロケ移住推進部」のコーナーでは、地域とのつながりかたを提案する雑誌「TURNS(ターンズ)」プロデューサー・堀口正裕さんをゲストに迎えて、移住先としての「秋田県男鹿市(おがし)」の魅力を特集。さらにこの日は、なまはげに魅せられて男鹿市に移住した大谷心(おおたに・こころ)さんをスタジオに迎えて、男鹿市へ移住するきっかけとなった“なまはげの魅力”をたっぷりと語っていただきました。


(左から時計回りに)パーソナリティのマンボウやしろ&浜崎美保、秋田県男鹿市在住の大谷心さん、「TURNS」プロデューサーの堀口正裕さん



◆男鹿市のなまはげに魅せられて…

秋田県西部に位置する男鹿市。三方を日本海に囲まれた自然豊かな男鹿半島を始め、古くから伝わる伝統行事「なまはげ」が有名です。


秋田県男鹿半島の先端の入道崎(左)、入道埼灯台(右)



2018年に「男鹿のナマハゲ」としてユネスコ無形文化遺産に登録されたなまはげ。大晦日の晩、男鹿半島全域でおこなわれます。集落の青年たちが仮面を付けてワラの衣装をまとったなまはげに扮して、「泣く子はいねがー」「親の言うこど聞がね子はいねがー」などと大声で叫びながら地域の家々を巡ります。


なまはげ柴灯まつりのなまはげ踊り



堀口さんからは、なまはげは“鬼”ではなく、訪れた家の無病息災や豊作を祈願する神様の使い“来訪神”で「神様なんです」とのプチ情報も。

ここで、なまはげに魅せられて男鹿市に移住した大谷さんが登場。大谷さんは現在、男鹿市内の企業で働く傍ら、なまはげをモチーフとしたイラストなどの創作活動を通して、なまはげや男鹿市の魅力を発信しています。


大谷さんが描いたなまはげモチーフのイラスト



そんな大谷さんは、秋田に来た当時を振り返り「大学進学で兵庫から秋田にきて、初めて秋田にはなまはげがいることを知りました。もともとなまはげの存在は知っていたのですが、秋田=なまはげ、男鹿=なまはげだとは思っていなくて……」と回顧。

そして、大学3年生のときに、なまはげをテーマにした地域の歴史や風土を紹介する施設「なまはげ館」(男鹿市)を訪れたところ、「そこで男鹿市の各地それぞれのなまはげの存在を知り、ものすごい衝撃を受けた」と振り返り、気が付いたらなまはげが大好きになっていて、移住していたと語ります。


「なまはげ館」の個性的ななまはげたち



なまはげに出会う前と後では人生観が変わったと言う大谷さん。“なまはげの魅力”については、「最初は見た目がとてもいいなと。『なまはげ館』で出会って気付いたのですが、なまはげはバリエーションが豊富なんです。角が50センチもあったり、金ぴかでギラギラしていたり、イケ面がいたり……」とコメント。

続けて「『こうやったら怖がるんじゃないか?』とか、それぞれの地区の創意工夫がとても素敵で、まずはそこから入りました」と“なまはげ愛”を語ります。

それからなまはげ役の方に話を聞いて回るようになり、自身の地域のなまはげについてとても楽しそうに語る姿を見て、「その方々の心の中にあるとても大事な思い出みたいなものが、なまはげなんだろうなと思った。それが素敵な魅力だと思う」と熱弁。


「なまはげ館」では男鹿市各地のなまはげに出会えます



最後に、秋田県男鹿市やなまはげに関心のある人たちに向けて「秋田に来たことがない方は、ぜひ『なまはげ館』に来ていただいて、自分の“推し面”を見つけて『この子、素敵!』って思ったら、その地域の本物のなまはげを見に来てください。なかには、(お面や衣装を身に着けて)なまはげを体験できる地域もあります。ぜひ、12月31日に体験しに来ていただければと思います。そして、あわよくば(男鹿市に移住して)住んでいただければ(笑)」とアピールしました。

▶男鹿市移住定住ポータルサイト「おが住」https://www.city.oga.akita.jp/ijuteiju/index.html https://www.city.oga.akita.jp/ijuteiju/index.html


なまはげ柴灯まつりのなまはげ下山



なお、男鹿市では「なまはげの里 男鹿」応援寄附金として、ふるさと納税など、みなさまからの寄付をさまざまな形でまちの活性化に活用させていただいています。返礼品として、お米、男鹿梨、メロン、カニなど男鹿市の恵みをたっぷりお届けします。10月22日(土)からは東北での導入は初となる「旅先納税」 https://oganavi.com/tabisaki/もスタート。詳しくは、男鹿市のWebサイトに掲載されている「ふるさと納税」 https://www.city.oga.akita.jp/living_information/shiseijoho/furusatonozei/index.htmlに関するページをご確認ください。

<番組概要>
番組名:Skyrocket Company
放送日時:毎週月曜〜木曜17:00〜19:52
パーソナリティ:本部長・マンボウやしろ、秘書・浜崎美保
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/sky/