©️IMAGO/Nicolo Campo

 ベルルスコーニ元イタリア首相がオーナーを務めるセリエA昇格組ACモンツァは、ここまでリーグ戦11試合を経過して勝ち点10、15位と順調なシーズンを過ごしているところであり、そこに大きく貢献している選手の1人が、DFパブロ・マリである。

 ただ木曜日に29歳のディフェンダーは、ミラノのショッピングセンターで発生したナイフによる襲撃の被害に遭っており、そこでは精神障害をもつ46歳のイタリア人が6人を襲い、その中にマリの名前も含まれていたのだ。なお動機についてはまだ特定されていない。

 うつ病を患い治療中とされる加害者は再現映像によれば、スーパーの売り場の棚からナイフを取り出して無差別に刺していったとのことで、客による勇敢な介入もあって取り押さえることに成功。警察へと引き渡されたという。

 なおマリは地元の病院に入院しており、2020年から所属しこの夏にレンタルしたFCアーセナルの公式Twitterによると、「パブロの代理人と連絡をとったところ、彼は病院にはいるが、重傷ではないようだ」とのこと。