全員が現役大学院生!作品展『序曲』【Art Gallery M84】
今回の作品展は、Art Gallery M84の第 122回目の展示として実施するグループ展。作品展『序曲』は、大阪芸術大学の院生を中心に、女子美術大学の院生も加わり、中国、台湾、日本など、国籍は違うが全員が大学院生で芸術を追求することで繋がった作家達6名による作品展だ。
序曲とは音楽用語としてよく使われているが、物事の始まり、過去から未来へと繋ぐ新しい始まりの意味もある。シェイクスピアが世に残した名言の中に「過ぎ去りしことは序幕だ」がある。過ぎ去りしことは、これから始まる大事なことのための舞台づくりに過ぎない。始まりがよければ、半分以上成功を収めたようなものだともいう。
お芝居は人生とよく似ている。序はお芝居の基であり、劇の方向性、内容の質の高さを決定し、観衆の注目度を左右する。人生の序曲は人生の基礎であり、進路の羅針盤となって、人生の方向性を定める。気がつけば、いつの間にか、僕らは無邪気な遊びを抑え、静けさの中に耳を傾け、時間の流れる音が聞こえてくる。青臭い純真な歳月、空から降り注ぐ空気のように、掌に引き止めようとしても、指先の隙間からすり抜けて行く。やがて頭の記憶の回廊に入り込み、忘れがたいこれまでの月日、起伏が激しい歌のように自らの人生を作曲する。
本展は、大学院生有志6名が、卒業制作の合間を縫って、半年の準備期間を経て実現する。来年卒業を控えた我々は、これからそれぞれが決めた人生を突き進むことになる。どんな時も、未来に向かって、この銀座展が我々の「人生の序曲」として、寄り添ってくれることを心から願う。
出展作家 尤 嘉楽(ユウ・カラク)
【出展作家】6名(敬称略・順不動)
高垣 皓生(タカガキ・コウセイ) 、江 奕萱 (コウ・イセン)、劉 蘊潔 (リュウ・ウンケツ)、畢 敏 (ヒツ・ビン)、李 皓(リ・コウ)、尤 嘉楽(ユウ・カラク)
【高垣 皓生(タカガキ・コウセイ)氏略歴&展示作品について】
1996年 奈良県 橿原市出身
2020年 沖縄県立 芸術大学 卒業
2021年12月 和空間での作品展 2021「翳」貸集会場あまべ(大阪・玉川)
2021年12月 第1回枚方市展「工芸部門入選」総合文化芸術センター(枚方・新町)
2021年12月 大阪芸術大学 大学院 グループ展「非空」アートステージ567(京都・烏丸)